メーカーサイトを徘徊していたら見つけたICANの新作フレーム
www.icanbikes.com
Carbondaでも同ジオメトリーのバイクを掲載している
www.carbonda.com
用途 XC
素材 100%東レカーボン
サイズ S、M、L、XL
重量 1750±30g(M)S-Super Light
BB BSA-73、オーダー可
ブレーキ ポストマウント
ヘッドセット 上1-1/2″ 下1-1/12 FSA ACR
アクスル R:12*148mm
シートポスト 30.9mm
クランプ 34.9mm
タイヤ 27.5″*2.8″ もしくは 29″*2.35″
チェンリング 最大36T
Bローター 160-180mm
Rユニット 165mm*40mm
Fトラベル 100mm
Rトラベル 100mm
テスト EN規格テスト(社内)
技術 EPSモールディング
特徴 ケーブル内装、外装コンパチブル、ワンピースデザイン
超軽量(1750g)、 12*148mmブースト、デザイン及び塗装可
どちらも同一金型かな。詳細が掲載されているCarbondaのを載せておこう。
RサスストロークはXC仕様の100mm。取付はトラニオンマウントかな。サスユニット配置は、Canyon LUXなんかと同じトップチューブ下に這わせるタイプ。KONAのHeiHeiも2021からこのデザインに変えてきたし、Wボトル化には欠かせない。
そう、ダブルボトル!これはでかい。トップチューブ下のユニット配置と、ダウンチューブをえぐることでスペースを確保している。王滝などマラソン仕様では超ありがたい。
リア三角にはピボットが無いタイプ。これは、薄く作られたシートステイが撓むことでプログレッシブ効果を得ようという設計と思われる。この辺は自分が乗ってるFM936と同じ。ちなみにFM936には1年乗ってるけど、スイングアームの破損等は無し。やばいダウンヒルとかやらなければ大丈夫っぽい。カーボン素材は、アーチェリーのボウやゴルフクラブのシャフトなど弾性変形が大きなものにも多く使われているので、案外こういった使い方でも壊れないものなのかもしれない。知らんけど。
シートチューブの曲がりがBB付近にあり、シートポストの挿しシロが大きく取れそう。150mmとかロングドロッパーの運用が出来るんじゃないか?自分のFM936は、シート高685mm、125mmのドロッパーシートポストがギリギリなので、ポジションの自由度はこちらの方が高そう。
重量はどうも2種類らしい。ノーマルは不明だが、スーパーライト版は1750g。スーパーライト版だと完成車で11kg切りを狙えそう。軽量化に振ったXCスペシフィックなアッセンブルなら10kg前半まで行けるかも?
ケーブルルーティングはFSA ACR互換らしいが。。。いらんわこんなもんw
オフロードバイクはヘッドに水が入ることが多いので、ベアリング交換時にケーブル全交換が必要になるACRシステムは不要。しかもポジションが固定化されるので、トレイル仕様はライザーバーでXC仕様はフラットバー、みたいなことも出来ない。まぁ外装も可能なようなので、組むなら絶対に外装にするのが良さそうだ。
ヘッドアングルが67°でWBも結構長く、察するに用途はダウンカントリーかな。ダウンカントリーバイクについては下記参照。
これ、、、良く見るとCarbonda FM936とほぼ同一ジオメトリーなんだよね。
FM936は海外で結構売れたみたいなので、柳の下のドジョウということだろうと思う。ICANが出すのは分かるけど、Carbondaがこれを出す理由は?こっちの方が原価が安いとか??
なかなか良さそうだな~
なんでISCGマウントついてるのか、全く理解できないけど。。。
【2021年2月追記】
チームメイトがCarbonda FM909をオーダー済み。組んだらインプレ記事を上げるかも。
【閑話】
コロナの影響で、シマノパーツの供給がかなり不安定だ。下半期は売るものが無くなるなんて恐ろしい話もちらほら。中華カーボン系はほぼバラ完で組むことになるので、コンポーネント不足は結構影響しそう。
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