【中止】グラベロinNIKKO20230708-09

7月8日、9日の2日間、栃木県日光市でグラベロinNIKKOというグラベルイベントが開催される

…予定だったが、残念ながら中止になってしまった。しかも理由が「人が集まらなかったから」
イベントで人が集まらないとか、これほど悲しいニュースがあるだろうか…

【公式サイト】

栃木県日光市で、待望のグラベルロードイベントの”グラベロ”が7月初旬に開催決定!! - Gravelroad.jp
今年日光市でロゲイニング形式のグラベルロードイベントを開催します!通称:グラベロ(Gravero) このグラベ

 

【イベント詳細】

日時

2023年7月8日(土)~9日(日)

場所

栃木県 日光ブランド情報発信センター周辺

内容

交通ルールを守って名所・名跡などのチェックポイントをめぐる自転車を使ったロゲイニングです。チェックポイントには点数が割り当てられており、制限時間内にどれだけ点数を獲得できるかを競います。また、エキスパートはキャンプ場への宿泊が必須となります
[オーバーナイト]42組
[デイ]200人
[ライトデイ]100人

キャンプ地

日光だいや川公園オートキャンプ場

【グラベロ=OMMのコピー?】

オフロードを使ったロゲイニングイベントというとOMMが有名。今年も7月22日、23日に開催される予定。今年は750名のエントリー枠が一瞬で蒸発。この本家OMM、自分は申し込みできなかった

OMM LITE BIKE HAKUBA, OTARI 2023
UK発の山岳アドベンチャーブランド 山の総合力をテストするイベント OMM JAPAN を毎年開催。そのレースに耐えうるライト&ファストで高機能なパック、ウエアの開発。

グラベロin Nikko、要は柳の下のドジョウだよね

【運営はまずかった】

運営はちょっと素人臭かったなという印象。はじめはキャンプ地は参加者自身が予約してね、だったのがやっぱり主催者側で確保しました、みたいな感じで内容が二転三転してた
とはいえエントリー自体は前向きに考えていて、仲間うち5人で出るつもりだったんだが…

まぁようはこれよなな

まとめ

グラベロinNIKKOは残念ながらお流れ。トレランやキャンプはMTBやグラベルライドと相性が良いので、もう少し工夫すれば良い方向に行ったと思う

日光のグラベルイベント自体は大歓迎なので、ぜひとも来年リベンジしてもらいたい
なんなら自分たちが主催するグラベルグループでバックアップするよねw

【閑話】

どうすれば人を集められただろうか?

1.露出不足

これはもうエントリー開始から明らかだった。目標エントリー数を仮に300人と仮定して。グラベル経験のあるサイクリストのうち、初開催のイベントに参加するような物好きは全体の1%くらいだろうか。となると最低でも3万人以上のサイクリストの目に留まる必要があった。日本全国のグラベルライダーほぼ全員の目に触れるくらいの勢いが必要だったと思う
自分が目にしたのは、FBのグラベルグループ(登録者数1300名)での告知と、インスタグラムのアカウントのみ(フォロワー60人)。まぁ無理だよね。マーケットにリーチしてないんだから人が来るわけない
せめて金払ってでもけんた氏のYouTubeチャンネル(登録24万人)で告知すべきだった

2.看板タレントの不在

けんた氏はネタキャラだからスピーカーとしての機能は大きいけど、イベントのブランディングにはいまひとつ寄与しない。「この人が出るならいいかもな」と思えるような、イベントの看板となるべきキャラクターが必要だったと思う
例えばSKさんのようなコアなグラベルライダーが出るなら、エントリー数へかなり影響したと思う

3.ウェブサイトの写真のリアリティー不足

ウェブサイトで使ってる写真がぜんぶ素材サイトで買ったものばっかり。これは本当にいただけない。俺たちが見たいのは「日光にはこんなグラベルがあるんだ?!」という驚きであって、ひげの外人が自転車で旅しているイメージ写真ではないやる気あんのか?
ルートセッター(ルートプランナー)がいるはずだし、ロケハン含め写真を撮る機会はいくらでもあったはず。これは手抜きと言われても仕方ない

4.サイクリングコミュニティとの連携不足?

そもそも主催がバイクカルチャーに理解が足りなかったのでは?という疑惑も
グラベロの開催主催は一般社団法人YAMA ASOBIというところ

Nikko Mountain Runnnig Party ( 一般社団法人YAMA ASOBI) | e-moshicom(イー・モシコム)
e-moshicom(イー・モシコム)は主催者のためのイベント支援サイトです。ランニング、バイクをはじめとしたアクティブなイベントの集客をはじめ、運営・管理をトータルにサポートします。

んで、そこはNikko Mountain Runnnig Partyというトレラングループのメンバで構成されてる模様

Instagram

おしゃれで楽しそうな雰囲気だが、バイクカルチャーとは距離がありそうな感じ
開催にあたって、グラベルライドに明るい人の意見を聞くなり、カルチャー系ショップと連携するなりできたはずだ。上手くいけば彼らのバックアップ、、、エントリー数のかなりの部分を確保できたはず

 

 

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