昨年2022年にRaphaプレステージやくらいとして開催されたイベントが、今年はキャノンデールグラベルクラシックやくらいとして開催され、参加してきた
Raphaは昨年まではライドイベントを積極的にサポートしていたのだが、今年は一気にトーンダウン。グラベル系イベントのエクスプロアは開催無しらしい。また、プレステージ三条も今年はやらないとかなんとか。おれはRCCメンバーじゃないからあんま関係ないっちゃないが
Rapha亡き今、やくらいが無事開催できたのは主催の早坂サイクルが地元にコネクションがあり、ネゴがスムーズに進んだからだと聞いている。地元のショップの存在ってなかなか見えてこないんだけど、こういうのを聞くと素晴らしいなと思う
やくらいは実家が近いし、今年はプレステージじゃなくなったことで参加のハードルが下がった。プレステージ自体はRCCメンバーじゃなくても参加可能なんだけど、全身中華ライダーとしては結構気が引ける
日時
2023年8月27日(日)
天候
晴れ時々雨
最高気温31度
イベント中2回ほどザザっと降ってずぶ濡れになった…
エントリーフィー
エントリーフィーは¥10,300/人(チームで3万円)
ロングのグラベルイベントしてはお安い方なのでは?
バイク
今回は3班でエントリー
A班
Canyon Grzl
Canyon Grail
Canyon Inflite
B班
FUJI Jari
Eirinオリジナル MajorTom
Cannondale Topstone
bellequipオリジナル TEBE GRAVELO
C班
Merida CX
Speciarized Crux
Speciarized Diverge
特に意識してなかったのだけど、Canyon同盟Aチーム、濃いめバイクBチーム、スペシャライド同盟(MeridaはSpeciarizedの親会社)Cチームと、良い感じにカラー別にチームが分かれた
Eirinオリジナル MajorTomはアメリカンパーツ盛り盛りで、MADE(旧NAHBS)っぽい雰囲気
bellequipオリジナル TEBE GRAVELOは中華系にペイントしたやつっぽい?グラベルにしては珍しいスカイブルーのカラーリング
自分のバイクはいつものCanyon Inflite
最近カセットをワイドに変更したくらいで、他は長く使ってて信頼できるアッセンブル
フレームはあちこち塗装が痛んで歴戦の勇者みが出てきた。もうリセールバリューは期待できないw
フレーム |
Canyon Inflite SL |
グループセット |
シマノ GRX 1*11(F40t、R11-42t) |
ホイール |
ちくわ輪業50mm(Farsports) |
タイヤ |
F:IRC BOKEN 40C、R:IRC BOKEN Plus 38C |
ペダル |
XTRショートスピンドル |
サドル |
XDS(中華) |
バーテープ |
中華 |
ボトルケージ |
Bontrager Batcage |
ボトル |
Elite Fly |
バッグ |
Wolftoothのポンプバッグ、アピデュラのサドルバッグ、INVISIBLEのハンドルバーバッグ |
その他 |
キャットアイのライト、熊鈴(気づきベル) |
XTRのペダルはショートスピンドルのもの。Qファクターが狭く、またスタックハイトが低いのでペダリングがロードバイクにかなり寄せられる。シクロクロス競技でコーナリング時のペダルヒットを減らす目的もあり、シクロクロス/グラベルではこれを長く使っている
ウェア
下 |
Spexcel カーゴビブ |
上 |
中華アンダー、オリジナルテクニカルTシャツ |
シューズ |
シマノXC-5 カモ |
ヘルメット |
Kabuto FM-X |
サングラス |
中華(クリア) |
その他 |
ノンブランドのアームカバー、虫よけ |
今回のレギュレーションでメンバはお揃いのウェアを着用のこと、とあり、少し前に作ったテクニカルTシャツ(第一弾)を着用することにした。しかしこれが後々問題を引き起こした…
サングラスは今回新調。安い癖にテンプルの滑り止めとか細かなところに気が配られてて好感が持てる。視界の歪みも少なくストレス無い。これで500円はお得
宿
スタート地点近くの「たびの宿 やくらい林泉館」
7名まで宿泊できる特別室を利用。なんと檜の内風呂付!
一泊一食付きでひとり¥10,900
タイムライン
DAY1
10:00 自宅発
14:00 古川駅着
15:00 会場着
16:00 宿チェックイン
18:30 夕食
21:00 消灯
古川駅でハイエースをレンタカーして会場入り。天気が良かったので車は借りなくても良かったのだが、結果的には正解だった。トランポとしても有用だったし、レースや打ち上げ時の荷物入れとしても非常に重宝した
会場は古川駅から25kmほど離れていて、バスなどの公共交通機関も無い。往路は元気なので古川駅から自走で会場入りも問題無いが、113㎞のロングを走り終わってから、平坦基調とは言え25㎞走って古川駅まで帰るのは相当しんどい。結局往路は4台、復路は7台トランポした
DAY2
03:00 起床
04:00 宿出発
04:30 ブリーフィング
05:30 スタート
14:00 ゴール
15:00 風呂
17:45 打ち上げ
18:30 古川駅発
打ち上げは「さかなや道場 古川大通り店」
磯丸水産ジェネリック的な?
もう少しローカル色のあるお店があると良かったのだが、駅近は全滅…
ルート
距離113㎞、獲得標高2400m
グラベル比率約50%
これはすごい。道のバリエーションは豊富で次から次へと表情が変わり飽きさせない。水田や温泉街を抜けていくちょっといなたい雰囲気もたまらない。出色は最後に訪れる薬莱(やくらい)山を眺めながらのストラーデビアンケ!(としか言いようがない真っ白なグラベル)
見た限りでは全部ゲートの無い合法ルート。さらに言うと未舗装路はこの辺たくさんあってルートはもっともっと取れるらしい…天国過ぎる
走った方の動画をどうぞ
反省点
今回、珍しく完全に死んだ。最後は150Wも出ないというカスぶり。しかも終わった後1週間寝込むおまけつき。これは反省しないといけない
ダメだった点はいくつかあるが…
- ペーシングが乱れた。20代のシルバーライダーと組んだのだが、登りで引きずりまわされた。前半は良かったのだが70㎞くらいから残金ゼロ。普通ならなんとか誤魔化して走るのだが、やくらいのコースは登りの斜度が10%超ときつく、だますことが出来ない。なんと無念の足つき2回…
- 着慣れないウェア+雨。着用したオリジナルテクニカルTシャツ、生地感は良いのだが意外に水抜けが悪く、雨が降ったのもあり冷えてかなり消耗してしまった。着慣れたものを使うべし、というセオリーを無視するとこれですよ…
- 短い睡眠時間。直前にスタート時間が1時間早まったこともあり、9時就寝、3時起床のスケジュール。当然そんな早く眠れるわけなく、2時間程度の睡眠でイベントを迎えてしまった。実感としてはこれが影響したかは分からないのだが、判断をちょいちょいミスった気がする。睡眠は十分に取っておくべきだった
この3つがメインか。
対策としては
- ガーミンにマップを出しておくとパワーを確認しながらライドが難しい。可能ならガーミン2台持ち、あるいはチーム内でパワー確認者を用意すべきだった。個人的には通常3倍以下、登りでも3.5倍程度を上限にすればここまで消耗しなかった。つよつよヤングライダーにはイベント後パワメを導入するよう伏してお願いしたw
- ウェアは着慣れたものを着る、これに尽きる。グラベルライドはジャージ不要としてチームキットの作成は長らく見送っていたのだが、ガチライド用に1枚あっても良いかもしれない。過去数回作ってるので、ジャージなら中華系でも良いものが出来る。グループ内にはRCCメンバーも多いし、品質的に間違いないRaphaをみんなで購入しても良かったかも。
- 急に早く寝たりするのは意思の力では難しい。チームメイトからはおすすめの薬などを教えて貰ったので、機会があれば入手しておきたい。Grinduroも控えているし、泊まりのイベントで体力回復する術を身に付けておきたいところ
コメント