中華チタングラベルファーストインプレッション

中華チタングラベル、とりあえず組めた
週末に舗装、ダブルトラック、シングルトラックなどを含むルート、40㎞ほどを走ってきた

ファーストインプレッションと、今後モデファイすべきところなど

アッセンブル

フレーム COMEPLAY製 中華チタンオリジナルモンスターグラベル
フォーク BXT 29インチカーボンフォーク 15*110㎜
ホイール 手組(ハブシマノXT、リム中華カーボン、32H)
クランクセット シマノSLX
パワーメーター X-Cadey
チェンリング 中華 38t
グループセット microSHIFT Sword 1*10
カセット microSHIFT 11-48t
ブレーキキャリパー Growtac EQUAL
ブレーキローター F:シマノ180㎜、R:中華160㎜
タイヤ F:MAXXIS IKON、R: MAXXIS REKON Race
ドロッパーシートポスト KINDSHOCK exa900i 30.9㎜ 内装 125㎜
サドル DMR Oioi
ステム GIANT OD2 70㎜
ハンドルバー ディズナ バンディー2 LL 
バーテープ 中華
ペダル シマノXTR ショートスピンドル
ボトルケージ ボントレガー バットケージ
BB シマノ

別に意識したわけではないが、かなりシマノ比率が少ないユニークなアッセンブルになった

これで重量は10.8㎏

 

ファーストインプレッション

乗って感じる印象って、フレーム起因なのかタイヤなのか、あるいはぜんぜん別のものなのかわかりにくい。色々な要素が複合してライダーに伝わっている。よって、このアッセンブルで感じたものを羅列する感じでひとつご理解をいただきたく

オフロード性能は極めて優秀

長めのジオメトリーに、寝たヘッドアングルによりかなりMTBライクな乗り心地

ジオメトリーは昔乗ってた2015年モデルのRockymountain Fusionって29インチのMTBより車格がでかい。MTB系は進化が速いな…

Rockymountain Fusion29

当然下りは調子良い。ストロークの長いドロッパーシートポストを組み合わせているし、ハンドルバーもフレアしているタイプなので安心して攻めれる

太いタイヤと長めのリアセンターのおかげで、上りも優秀。10%近いダブルトラックの上りをMTBとほぼ同じペースで上っていける。ラインも難しく考えることなく踏みつけていく感じなので精神的にもイージー

とにかくグラベルバイクよりオフロード性能を高くしたかったので、ここは狙い通り

舗装はもっさり

対して舗装はなぁ。。。(笑)

想像してたよりももっさりしててどんくさい。特に腰を上げて加速させようとしたときにワンテンポ遅れる。クロカンレース用とはいえMTBのノブ付きタイヤではこれが限界か。タイヤ次第ではまだまだ改善の余地がある?

ちなみにチタン特有の乗り味、みたいなのはあまり感じなかった。アルミよりは柔らかいような気がする。チタンが欲しくて注文したわけではなく、欲しいジオメトリーの実現のためにチタンを選んだのでここはどうでもよい

TSSは2割増し

ライドの後にTSSを確認したら、思ったよりも高く出てた。2割増しってところか?やはり舗装で漕ぎが重いのが影響している

疲労感は少ない

TSS割増しにもかかわらずライド後は意外と元気だった。特にオフロードライド後に発生する背中のハリが少ない。おそらくは未舗装路がイージーになったことによって、上半身の力みが減ったんじゃないかなと思う。またあまり過度に集中しなくても下りをクリアできるので、精神的なストレスも減った気がする

機械式ブレーキは制動力不足

Growtac EQUALだと制動力が足りない。特にシングルトラックの下り。機械式ブレーキで29*2.2を急制動するには力不足だった。まぁなんとなく予想はしてたw
EQUALはそこまでハードなライドを想定していないと思うので、自分の使い方が悪い

積載量が足りない

ドロッパーシートポストを使ってると中~大型のサドルバッグが付けられない。元々アピデュラの4Lのサドルバッグを良く使っていたので、この積載量がまるまる消えるのは痛い

今後の課題

まずはかなり狙い通りの性能になったと満足している
あとはネガをキャンセルするようなモデファイを行っていこう

ブレーキの油圧化

ブレーキがプアなために、フレームやタイヤの限界まで使えていない。ブレーキの油圧化は喫緊の課題。GRXを導入するのが手っ取り早いのだが、もう少し別のやり方がないか検討中

フレームバッグの導入

サドルバッグを使わずに積載を稼ぐなら、フレームバッグを使うことになるだろう。マスの集中化という観点でもこれが望ましいオプションだ

ドロッパーシートポストのストロークを取るためにかなり前三角が小さくなってしまっているので、容量の確保には一工夫必要かもしれない

舗装向きタイヤの装着

クロカンレース用のタイヤではなく、センタースリックで舗装路面での走行性能にも配慮したタイヤを履くと、長距離、あるいはグラベル比率が低いライドの際の武器になるだろう

とりあえずこんな感じかな~

 

普段だと改善点が見つかるのってどちらかというといやなことなんだけど、今回はむしろ楽しい。不思議。29インチモンスターグラベルという乗り物、ノウハウがあまり出回っていないバイクカテゴリー。未踏の大地に自分の足跡を残していくようなチャレンジャー感がある。どこに進んでも良いし正解も無い世界の自由さ、これが楽しさの原因なのかもしれない

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