第5回 ほたか牧場MTB20時間耐久(ゆるゆる)レース

尾瀬スポが主催する「ほたか牧場MTB20時間耐久(ゆるゆる)レース」に参加。
ozesp.com

2019年6月29日 (SAT)~6月30日(SUN)
天気は濃霧のち雨。気温最高2?度、最低1?度。
そこまで寒くもなかったので最低は17~18°程度かも。

ロケーション
もとスキー場だけあって結構な標高。濃い霧に包まれ幻想的な風景。各チームにひとつバンガローが割り当てられ、晩ご飯と翌日の朝ごはんは十分量の食材を貰える。ご飯は外でバーベキューとなるのでタープ、テーブルと椅子、火器類が必要(レンタルもあり)

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濃霧の森の中を走る
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これで晩御飯四人前

コースとレギュレーション
コースは半分ほどが元ゲレンデ、残り半分がシングルトラック。朝方に登山客を見かけたので普段は登山道なのかも。根っこやガレも無く非常にスムーズ。シクロクロスでも走れそう。バンガローの中を走り、自分たちのバンガローのところで選手交代。バンガローでのんびりしつつ、選手が通ったら声援を送るのがここ流のようだ。スタート直後は比較的しっかりした路面も、しばらくするとゆるゆる、地面にグリスを撒いたような状態。ウェットでの経験値を鬼のように積める。

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ゆるいスタート

2時スタート、翌10時ゴールの20時間。
夕方6時から翌朝6時までの12時間が短縮コース。

チーム
参加したのは16チーム(うち個人1名!)
楽しみ方は思い思いで、暗くなると同時に走るのをやめて宴会はじめるパターン、ひたすらガチ、ノープランっぽいところとほんとバラバラ。

運営
かなり緩い。良い意味でアットホーム。周回ごとに「はい頑張って~」と声を掛けてくれたり賞品が地元で採れた食べ物だったり。

機材
季節が季節なのでウェットタイヤ必須。今回はコンチネンタルマッドキング(1.8inch)を用意。国内ではダウンヒルタイプしかないが、ガイツーだとXC用がある。細身でノブ高、1度も泥づまりが無かった。走っていても安定感が高かった。正直これがなかったらコケまくって心が折れたと思う。

ライトは車体2系統(キャットアイエコノムフォースとガシロン800)、ヘルメット1系統(VOLT400)の合計3系統を装着。夜間ちゃんと走るならこれが最低限かなと思う。特にシングルトラックセクションではヘルメットライトで曲がる先を照らさないと怖くて走れない。明るさはガシロン800が最も明るかったが、3時間ぴったりでバッテリーが無くなった。4人で出走すれば夜間の一人あたり持ちうけは3時間なので、バッテリーのライフはそれだけあればなんとか大丈夫。

大型のフェンダーは中華の安いのを用意。フロントは上手く固定出来ずタイラップで無理やり固定。転ぶとタイラップが切れてプラプラになったので、もう少し工夫が必要。

終わったら速攻ヘッド、チェーン、BBのメンテすること。しないと間違いなくダメになる。

装備
ウエアは出走回数分だけ必要。できれば汚れても良いウエアが望ましい。昼間は袖を切り落としたワークマン撥水ヤッケ(上)を羽織り、夜は気温が低いのと体温上がるほど攻められないので上はゴアテックス、下はワークマン撥水ヤッケ。湿度がほぼ100%なので何をしてもビショビショになる。カッパ上下、フラットペダル+ゴム長靴というスタイルで走る人も結構見かけた。

その他
走らない時間もかなりあるので、長時間快適にすごす工夫が必要。雰囲気を楽しむならおしゃれキャンプグッズも良い。濡れたものを吊るす洗濯ハンガー、ゴム長靴、安いLEDランタンをたくさん用意する、テムレス、などなど。どちらかというと農家グッズみたいなものが役に立った。疲れると判断力が低下するので食器類は紙皿と割り箸にしちゃうとかも有効。

キャンプとMTBの楽しさの両立、ウェットな夜走行というレアな経験値、チームメイトとグダグダビール片手に語るなど、普通のイベントにはない良さがあった。正直まったく儲かってないイベントだと思ったが、すごく良かったのでまた来年以降も続いてほしいし、興味を持ったら参加してほしい。

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ハリーポッターかな?

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