Jw_cadでジオメトリーを描く(備忘録)

その他

すごく簡単なジオメトリーなら描けるようになったのであとでまた描くときのために備忘録として

ツールは2つ

JWCad

Jw_cadのページ

直角度三角形の計算サイト

直角三角形
直角三角形の選択した2つの入力値から他の要素の値を計算します。

手順

まずBB~リアセンターまでを書く
BBドロップを高さ、RCを斜辺とした直角三角形の底辺を計算する
(この場合BBドロップは78㎜、リアセンターは428㎜なので、底辺は430.13137527969㎜)

BBドロップを高さ、底辺を横にとった平行四辺形を描く(この場合78×430.13137527969mm)を描き、対角線を引く

対角線(BB~リアセンター)以外は不要なのでそれらを消す

次にリーチとスタックを記入する
リーチを引く
線コマンド、水平・垂直にチェック、寸法を入力。この場合は401㎜
BB上で右クリック→クリック
スタックを引く
リーチに同じ。この場合は588㎜

これでBB~ヘッドチューブ上端部が確定する

次にヘッドチューブを描く
線コマンド、角度と寸法を入力。この場合は長さ150mm、角度70度(アプリケーション上は-70)

ここで問題になるのは、図示されているヘッドセット下ワンのサイズ。分からないので、ここから先は別のところを描く

ホイールベースに相当する補助線を引く

ヘッドアングル延長線上に補助線を引く

この交点から、まず「底辺45mm、角度20°の直角三角形」を書き込む

この三角形の右の点がフロントホイールのセンターとなる

この点から、「斜辺398mm、高さ45mmの直角三角形」を計算して書き込む

最後にこの細長い三角形とヘッドチューブを線でつなぐ。この寸法がヘッドセットの下ワンとなる
ついでに不要な線を削除して完了

シートチューブを書き込む。この場合は、角度74.1°、長さ460mm
もし必要ならここでサドルを入れても良い。BBからサドルトップまでの高さ分の線を入れ、適当な長さ(270㎜くらい)の横線を入れるとそれっぽくなる(今回は入れない)

それっぽく見せるために、前三角、後ろ三角を完成させる。厳密にはパイプの太さや接合部のサイズが無いと前後の三角は描けないため、形を把握しやすくするためのもの

ホイールを書き込む
今回はタイヤ込みにする。例えば、700*42Cだと外径は約708mm

外形寸法計算にはキャットアイのサイトを利用した

https://www.cateye.com/data/resources/tire_guide_jp.pdf

あとは寸法線を記入する

水平垂直の線は描くのが簡単なのでそっちをまず書き込む
リーチ、スタック、ホイールベース、BBドロップ
これがお手本とズレてたら何か根本的に間違ってる(ていうか間違ってたので何枚か後のスクショから別のものになる)

次に斜めになってる箇所の寸法を書き込む
リアセンター、フォーク肩下、ヘッドチューブ、シートチューブ

斜めの寸法の入れ方

Jw_cadで簡単に斜めの寸法を入れる方法
寸法を書く時に、斜めの線に対して寸法を入れることってけっこうあると思います。 この記事は、Jw_cadで斜めの寸法を書く方法です。 動画による解説はこちら この記事を動画にしてみました。 よかったらチャンネル登録お願いします! 斜めの線の角

寸法コマンドを選んだら「設定」ー「角度取得」ー「線角度」を選びます。
次に角度を知りたい線を左クリックします。
すると寸法の「傾き」に角度が入力されます。
次に寸法線を引きたいところでクリックすると、さきほど左クリックした線と平行に寸法線が引かれます。
あとは、始点と終点をクリックすれば斜めの寸法線を引くことが出来ます。

ホイールサイズ(外径)を書き込む

シートアングルとヘッドアングルを記入する

あれ、、、シートチューブ角が70.06°になってる…まぁいいかw

これで、このバイクのホイールベースが1055.35mmで、ヘッド下ワンは13.66mmになっていることが分かる
(メーカーの推奨ヘッドセットがHOPE、実際のサイズが14mmなので、ほぼ一致している)

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