都内では初となるピストクリテリムを観戦してきた。sifiDARE CRITという名前のシリーズ戦だ
主催は岐阜の104 Cycle
コースはお台場の電動カートコース
16時現地入り。隣で何か工事してた。円形の建物っぽいが?地図で見るとZepp Tokyoかな?
コースは直線の短くタイト。ここをピストで走るのはかなりテクニックが要求されそう
会場には多くのピストライダーが集まって既にグルーヴ感がある(?)。若いライダーが多い。ピアスやタトゥも多くて、ブルーラグあたりとも違う雰囲気
応援に来てたバイクもキャラが強いのが多い
ストリートカルチャーの良さって分かりやすさだと思うんですよ。「強いか、若いか、美しいか」がリスペクトされるシンプルな世界
札束でぶん殴るロード界隈にちょっと食傷気味だったので新鮮。ロード界隈、ハイエンド機でマージナルゲインを追求するピュアコンペティションと、お大尽バイクでドヤる若旦那趣味が交錯してて分かりにくさがある。ピスト界隈はこういう分かりにくさがなくて良い
ロードバイクはワイン趣味だとすると、ピストは搾りたてオレンジジュースなんよね。薀蓄も良いけど、こういうシンプルなのもまた良い
到着とほぼ同時に予選開始。ウェアはビブ+Tシャツとかカジュアル寄り。黒系が目立つ。目黒のBLACK SOX BICYCLE CLUBってところが結構人数送り込んでて、ここのジャージはかなりギャングスタな雰囲気。ロードともグラベルともMTBとも違うね
バイクはチネリとENGINE11が多かった。AFINITYやLOOKもちらほら。NJS系は少数派。BB低いし剛性も、ってことか。クランクはデュラエース、SUGINO75、SRAMオムニアムが人気。オムニアムは廃盤なのにすごい人気だ。シートポストとステムはほぼトムソン
17時ぐらいから猛烈な線状降水帯でレースは一時中断
コース横に出来た水場がトリック大会会場になってて最高だった
18時半レース再開。主催の計らいでコースの中で観戦。ライダーがコース際をかっ飛ばしていきスリリング
メインレースは落車に次ぐ落車で順位が目まぐるしく変化し激しく興奮した。スムーズなライドのシクロクロス勢、スキッドさせまくってコーナーに突っ込むピストガチ勢、ビッグギアを踏むトラックガチ勢(一応この日はギア比に制限あったが)と、ライドスタイルも人それぞれで大盛り上がり 。良い意味で草レース感があって自由な感じ。アクセスが良い都市型開催なのも良い。個人的には今年一番のイベント
メインレースの優勝はシクロクロッサー。バイクはチネリ。ほとんどスキッドさせないスムーズかつ豪速の走り。ひとりだけ異次元
フラットバークラスの優勝は稲城コーダブルームのアルバイトでロードとシクロクロスやってる若いライダー。柄シャツ+サングラス(夜なのにw)でスタイルある。2位は同じくコーダブルーム店長。やっぱりシクロクロッサー。確か稲城クロス店長選手権で勝った人だったか
この日もっともイカしていた(独断)のは彼
アロハシャツ&夜なのにサングラスのスタイルでフラットバーレースを千切って優勝。カッコよすぎだろ😎お台場BAY CRIT#sfiDARECRIT pic.twitter.com/mTXqvyZYyd
— Takasuたかす bike & camping (@takasubikecamp) July 8, 2024
女子優勝はラバネロの方。チェーンリング62Tを踏む(ギア比制限ありですが)豪脚を見せた。朝に富士見パノラマでクロスカントリーレースやってからの参加ってどういうこと?
女子3位は日本全国のグラベルイベントに参加してる方。バイクはAFINITY
21時半撤収。ノーライドで応援するだけだったが楽しすぎた。来年もお台場でやるならぜひ観戦に行きたい
動画
【閑話】ユースカルチャーに関することをブログに書くことにいま、違和感がある。こういうのはもはやテキストサイトではなくインスタなりTiktokなりにリアルタイムで上げていくもの。これを観戦翌々日に書くのいかにも遅すぎる。ブログに残すと備忘録にもなるのでまぁ良いのだけど。しかしちょっと考えてしまう。
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