セミ内装に替えて、変わったことと変わらないこと

ロードバイク

先日ICANをフル内装からセミ内装に変更してみて、フル内装から変わったこと、変わらないこと、感じたことをメモ代わりに残しておこう。

 

変わったこと

ポジションの自由度

当たり前だが、ステムとハンドルバーが別体になったので、自由にポジション変更が出来るようになった。特に気分が良いのはハンドル角度の微調整。一体型のときに気になっていた「もう少し送って/しゃくっていたら良いのになぁ…」というのが無くなり、バイクが馴染む感覚が深くなった。

乗り心地、剛性感

ステムの影響か、ハンドルのせいか、乗り心地はわずかに良くなった(柔らかくなった)気がする。気のせいレベルなので確信を持って言えないが…

軽量化(380g⇒360g)

今回だと、一体型が380gで、アルミステム+カーボンハンドルで360g。これで20g軽量化となった。

アクセサリーマウントの選択肢

一体型ハンドルバーだと、サイコンとライトを付けるのが精一杯だったが、ステムとハンドルバーが別体だと、追加で色々取り付けられる。最近だと、サイコン、ライト、Goproの3マウントにしている人も多いのでは?これが出来るようになった。

 

など。全体としてはポジティブな変化が多い。

 

変わらないこと

エアロダイナミクス

一体型と比べるとエアロダイナミクスは悪化しそうだが、実際乗ってみてもその変化は感じられなかった。相変わらずヒュンヒュンと風を切って進んでいく。また、上述の通りハンドルバーの微調整が出来るので、いわゆる操縦桿握りをしたときの体の収まりが以前より良く、この辺も(発生しているはずの)わずかなエアロ低下を感じさせない要因ではないかと思う。

ハンドリング

実はケーブル内装バイクのメリットのひとつなのだが、内装タイプはハンドリングが異常に軽い。ケーブルがヘッドパーツのところからフレームに入っており、ハンドルを切ってもケーブルに変なテンションが掛からない。これはフル内装のときもセミ内装に変えても変わらなかった(理屈で言えば当然なんだけど)

メンテナンス性

構造上ケーブルがヘッドベアリングの中を通るので、ベアリング交換時はケーブル全交換が必要になる。当然そこは変わらない。作業時間自体はもちろん短くなるが、メンテナンス性はやはり悪いままでそこは変わらない。

ポジティブな要素が多く、ネガティブな要素は少ない。じゃぁセミ内装で良いじゃんって話になる。もっと言うとケーブル外装+エアロハンドルバーの組み合わせが最強なんでは…?
どうして各社一体型ハンドルバーで完全内装に拘るのか…我々は謎を解くべくジャングルの奥地へむかった

 

やはりケーブルフル内装は滅ぼされねばならないと考える次第である

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