とどまることを知らない物欲の備忘録として
グラベル部門
今年はグラベル乗ってばっかりの1年間だった。グラベルライドでは手持ちのシクロクロスバイクを使っているが、やはり専用のグラベルバイクが欲しくなる。といっても、日本のグラベルで自分のキャニオンインフライトで困るところは一切無い…。インフライトの万能っぷりよ!
なんで、グラベルバイクが欲しい理由は「見た目」とか「所有欲」だけの問題だったりする。地味目のコスメティックス、あちこちに空いたダボ穴、バッグ満載、スモールマニュファクチャーが持つ独特のストーリー、、、そういう雰囲気のためだけに欲しいw
マリンHEADLAND FRAME KIT
¥190,000(税抜き)
フレームセット
このカラーリング!
これってきっと日暮れを意識しているんだと思うんですよ。ライドが終わるころ、空の端は茜色に染まり、しかし振り返ると東の空はまだ青く今日という日が終わることを拒んでいる…。汚れたバイクを眺めて「くっそ楽しかった今日はもう少しで終わりなんだなぁ」…そんなストーリーが勝手に浮かぶ。このコスメティックスで百点あげたい
無数に空いたダボ穴や、ケーブル外装なところもしっかり分かってる!
ホイールベースはかなりコンパクトで自分のインフライトとほぼ同じくらいでBBはかなり低め。グラベルバイクとしては割とコンパクトで、バイクパッキングのような使用よりもグラベルレースを意識している感じかな
マリンは昔っからあるブランドだがなんというかパッとしない印象(言い方!)なんだけど、このバイクは開発陣渾身の一本!という感じ
CLAMPのオリジナルグラベルバイクGC
¥181,500 (税抜き)
フレームセット
野辺山グラベルチャレンジで見て気になった鉄フレーム。これは気になったので別でエントリーを上げている
シンプルな塗装にして、ステッカーや擦り傷でどんどん自分色に染めて行く”エイジング”が鉄系フレームのだいご味だろうか?鉄はどことなく「天然素材」感あってウッドやレザーと相性が良い。趣味丸出しでブルックスのサドルなんかを付けたい。バッグに括り付けるマグカップは当然ククサ
eirinオリジナルバイクMAJOR TOM
¥218,000(税抜き)
フレームセット
こいつも鉄。どことなく上のCLAMPと似てる雰囲気。こっちは鉄フォークじゃなくてENVEのカーボンフォークが奢られてて見た目かなりごつい。バイクロアで現物見たけどなかなか良い風情だった。走るかどうかは知らんけど
こういうのに乗るならTシャツ短パン丸メガネじゃないとダメなイメージ(偏見)
なんかバイクロアに行くことになりそうですが、ニット帽とダウンベストと丸メガネと無精ヒゲとランタンとコーヒーガリガリする筒とドリッパーとケトルと幸せな家庭のいずれも所持していないので入り口で射殺されると思います。
— へるはうんど (@HELL_HOUND_No9) December 4, 2020
SUBA Gravel
€1200(VAT含む)
フレームのみ
次も鉄。死ぬほど長いリーチにきついスローピング、快適性を出すために?曲がったシートステイ。もうめちゃくちゃ不細工(いい意味で)。標準のステム長指定が60mmなんで完全にフォワードジオメトリー。現代的マウンテンバイクのジオメトリーをグラベルバイクにインストールするとこうなる!ということか。BBもT47で新しいテクノロジーも取り入れてるところが好感
スペインカタルーニャ所在のスモールマニュファクチャーだがここは気になる
KONA ROVE LTD(2019年)
¥386,000(税抜き)
完成車
これも鉄。ちょっと前まで鉄のフレーム=クロモリだと思ってたのだが、実は色々種類があるらしい。こいつはいわゆるクロモリではなく、レイノルズ853という、メーカーラインナップで一番軽い素材を使っていて、そんじょそこらのクロモリ素材とは全く異なるようだ。乗ってみたい試してみたい!
残念ながら2020以降は普通のクロモリフレームになってしまった…。商売だからね売れないなら仕方ない。
MONORAL GR
¥200,000(税抜き)
フレームセット
こいつはチタン。鉄とは対照的にチタンは「人工素材」感がある。塗装が乗らないので地のメタル感が出ることや、航空/宇宙産業で使われる、どことなく未来感溢れる素材。
ジオメトリーは練られてるし、値段もそこまで高くないし完璧でしょ。以前中華のチタンメーカーにこれと全く同じジオメトリーで見積取ったらたいして変わらないくらいだったので、素直にこれを買うのが正解っぽい(正直その方がリセールも期待できる)
VAAST Bikes A/1
¥185,000(税抜き)
フレームセット
マグネシウムもこれまたチタンと並んで人工素材感がすごい。試乗したとき、乗り心地がシルキーで超良かった。意外とショートホイールベースでシクロクロスもイケそうなところが憎い。グラベル界隈は非コンペティション色が強いが、これは少しコンペ寄りで、野辺山グラベルチャレンジなんかで表彰狙うならこの辺が良いかもな
SingleBe Gravel 82.18
価格要問い合わせ
フレームセット
ネットを徘徊しててたまたま見つけたバイク。スチール製なんだけど、シートチューブだけがカーボン!このミスマッチ感!チョコレートと抹茶の組み合わせを最初に試してみたヤツ並にクレバーだぜ…。性能とかどうでも良くてカッコよすぎる。欲しい
MTB部門
MTBはグラベルとは対照的に、所有する楽しみとかあんまなくて「道具」として使い倒したい。もうSDA王滝も出なさそうだしカーボンフルサスのオールマウンテン系が欲しい
キャニオンスペクトラル125
¥539,000(税込み、CF8)
完成車
パークやトレイル遊びに特化したキビキビバイク。これよこれ!
ストローク少なめ、コンパクトな車体、寝気味のヘッドアングルのバイクで登り下りもある程度しっかりこなせる。MTB特に下り系はサスペンションストロークが大きいほど偉い、みたいな風潮があるのでこのバイクはちょっとパンチが無い。ブラックフライデーで値引されてたところを見るとあんまり売れなかったのか?
いくつかグレードはあるが、自分が乗るならカーボンフレームにシマノXT、前後FOXユニットのCF8かな。欲しい
Carbonda FM1002/FM1166
価格不明
フレームセット
2022年は中華カーボンの新作がほとんど出なかった。これはその数少ない新作のひとつ。ほぼ同じデザインで、オールマウンテンのFM1002、エンデューロ寄りのFM1166がある。1002がRストローク135mm、FM1166が同150mm。どっちも良さげ
フレーム12万に前後のサスが7万、パーツは手持ちのを移植して…まぁ20万あれば足りるか?オーソドックスな4バーリンクで信頼性も高い。自分でデザインして塗装してもらって、PLOVER CYCLES3号はこれか?!
Pivot’s New Shuttle SL
価格未定
クッソ軽いe-MTB
こういうのを国内展開しておくれ
YETI SB140
¥704,545(税抜き)
フレームセット
Yurisの取り扱いで国内展開が始まって非常に気になる。オリジナリティの高いのリアサス形状で「あっイエティだ!」と分かるの凄い。もうずっとMTBのフロントラインを走ってるのも凄いし、さらに乗っても凄いらしい。Rサスストローク140mmで、トレイル/オールマウンテン系バイク。自分の使い方にはぴったりかもしれん
アメリカではこの手の高額バイクを買うのは歯医者(アメリカの歯科医は高額所得者らしい)とかなんとか。そういやアメリカは綺麗な歯並びが重視されていて審美歯科が日本より流行ってるんだっけ
これに77万金出して買いたいか(しかもフレームのみ)と言われると躊躇うところ。5000兆円ください!
Atherton Bikes AM.130
価格不明
フレームセット
アサートン兄弟がやってるメーカー。カーボンパイプをラグでつなぐという珍しい工法でフレームを作ってる。乗ってる人は見たことが無いが、どうなんだろう?形状はシンプルですごく気になる
DAVOS M-605
¥104,545(税抜き)
フレームセット
タンゲのチャンピオンNO.1という素材を使ってる鉄系フレームで、フレーム/フォークで10万円ちょっととかいう爆コスパバイク。これ良いな。これ1台でだいたいなんでも出来るじゃん。基本は街乗りで、たまーにシングルトラック遊び、みたいな力の抜けた使い方。鉄フォークのままにしておけばフォーク積みで荷物もかなり載せられるからキャンプ遊びも出来る。これMTBなんだけど、実質グラベルバイクのポジションな気がするな
こんな感じですかね
実はこのうちの1台は注文済みw
それではみなさま良いお年をお迎えください
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