今回は身体測定(?)
各部の詳細と、重量を測っておこう。
パッキング
こんな感じの箱で届いた(手前がフレーム)。箱はトライウォールと呼ばれるタイプでがっしり。
中にはしっかり梱包されたフレームと小物類。まず梱包中に事故が起きることはなさそう。小物類はヘッドパーツやスペアのディレイラーハンガー、ケーブルグロメットなど。フレーム保護シール(左に写っている白いシート)が付いているのが親切。
小物類。一番上の黒いホースはフレーム内部でケーブルが鳴らないようにするチューブ(だと思う)。その下の青い袋にはサイコンとライトマウント。その下右側がヘッドパーツ。左側がグロメットとシートポスト小物。シートポストは通常の金属レールのほかにカーボンレール対応のものが付属していた(親切!)。一番下は専用のヘッドスペーサー。金属製で左右分割できるタイプなので、組み上げてからもハンドル高さを変更出来る。
各部の詳細
フレーム/フォーク
ヘッドは上下1-1/2。フォークコラムは当然テーパー。ヘッドチューブは中央に絞りが入っている。また、後端がカムテール形状になっていてエアロに配慮されている。
ダウンチューブはプレーンな形状。GIANTのTCRあたりと似てるかも。BB周りはかなりマッシブ。BBはプレスフィットタイプ。
チェーンステイは左右非対称でドライブ側がわずかに細い。タイヤ幅を稼ぐため?(写真無し)
シートステイはわずかにドロップ。写真だと分かりにくいがカムテールっぽい形状になっていてここもエアロに配慮しているのが分かる。シートポストもカムテール形状。固定は臼式。水が入らないように上部はゴムでカバー。サドル角度は無段階で変更できる。シートチューブもホイール付近は切り落としてある。
塗装は非常にきれい。前半分がグレーマイカで後ろ半分がブラックマイカのグラデーション。カーボンの仕上げも非常に滑らか。内部の写真撮り忘れてたけど超ツルツル。
フォーク先端のスルーアクスルのネジは金属の別体。リプレーサブルなのは重量がやや重くなるが破損等で修理可能なので親切だと思う。リアエンドも当然別体。
ハンドルバー
幅400mm、ステム長100mmをチョイス。リーチ120mm、ドロップ80mm。エルゴミックコンパクトと呼ばれる最近レギュラーな形状。
ケーブルは内装、外装どちらにも対応できるようになっている。ライナーが既に通してあるのでケーブル通し作業もやややりやすい(やりやすいとは言ってない)
重量
公称重量、実測重量、参考として今まで乗ってたICAN A9との比較も
名称 |
Yoeleo R11 |
Yoeleo R11 |
【参考】ICAN A9 |
|
公称重量 |
実測重量 |
実測重量 |
フレーム |
900g+/-30g(54cm) |
996g(52㎝)※ |
1176g |
フォーク |
390+/-15g |
395g |
408g |
シートポスト |
204+/-15g |
215g |
270g |
ハンドルバー |
400g |
383g |
379g |
合計 |
1894g |
1989g |
2233g |
※フレーム小物(FDバンド、RDハンガー)含む、スルーアクスル除く
システム全体で、公称重量合計に対して95gほど重かった。塗装やフレーム小物の重量を考えればほぼ公称通りと言える。エアロフレームのICAN A9と比べると244gほど軽く、やはり軽量でクライミングを意識したフレームのようだ。
組み上げて走るのが楽しみだ。
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