今乗ってるバイク、Ridley Helium レトロカラーなんだけど*1。
これ、デザインがすごい好きなんだよね。
淡い赤のボディカラーに要所を黒で引き締めたクラシックな胴抜きデザイン。
フォークの肩にあしらったクラウン風の塗装もぐっとくる。
とはいえ、ロードバイクはレース機材。これは2013年モデルでだんだんトレンドに合わなくなってきた。
非エアロフレーム、リムブレーキ、クイックリリース、最大タイヤ幅23C…時流から完全に取り残されている。
現行のヘリウムもレトロカラーあるんだけど、黒×白とかあんまりレトロ感ないんだよね。今一つぐっとこない。
なんかいいの無いかな~と探してたらかっこいいバイクを発見。
Flandria というメーカーのCompetition Discというバイク。
これはいいんじゃない?!赤×白の胴抜きカラー!
ディスクブレーキ、スルーアクスル!ケーブル完全内装でクリーンなルックス!
なのにシルバーの丸ハンドルバーに白バーテープ!金属製ヘッドバッジ!
ルックスはレトロに振りつつもスペックは現代的。ぐうカッコイイ!
サイトの製品紹介をちょっと訳すと
高弾性フルカーボンモノコックデザイン
HMカーボンの使用により、繊維をより小さく、より高密度にすることにより、高い剛性が確保されます。モノコック設計により、ストレスがフレームのより広い部分に分散されます。ボトムブラケットはBB86.5プレスフィットですベルギーのフレームジオメトリ
Competition Discは、フランドルの厳しい石畳の道でテストされました。ダウンチューブ形状とBB構造により、剛性が向上し、路面がどうであれ、パワーがダイレクト伝達されます。ベルギーのジオメトリーは、起伏の多い地形でもスムーズで安定したハンドリングを発揮します。
Shimano Di2およびメカニカルコンポ対応ケーブルルーティング完全内装
メカニカル/Di2とブレーキホースの両方が、付属のインテグレートUDカーボンステムを介してフレームに入り、非常にきれいな外観になります。ダウンチューブには、EW-RS910 Di2ジャンクション用の組み込みポートを備えていますエアロシートチューブとシートポスト
英国の防衛関係企業であり航空宇宙会社であるBAE Systems(Eurofighter Typhoonの製造業者)と共同で行った当社独自の風洞試験により、ライダーの前で、バイクによって引き起こされる「よりきれいな空気」より、ライダーによって(そして、足の上下運動で発生する)引き起こされる乱流の「汚れた空気」を浄化することがより重要であるという結論に至りました、。ライダーの背後の空気を滑らかにすることで、空力抵抗が低下し、速度が向上します。コンペティションディスクのシートチューブはエアロ形状であり、同梱されているフルUDカーボンシートポストは、インテグレートデザインのために同じ形状をしています。※シートポストには、参照用の目盛り付きスケールと簡単なシート高さ調整機能も備わっています
非対称テーパーヘッドセット
テーパー形状の1-1 / 2 “下側ヘッドセットベアリングとフォーククラウンにより、ステアリングの精度が大幅に向上し、地面からの振動を低減させます。フラットマウントディスクブレーキ用ボックス形状チェーンステー
ボックス形状チェーンステイの使用は、パワー効率を大幅に強化します。Competition Discは、フラットマウントディスクブレーキ用に設計されており、マウントポイントの深さは30mmで、ブレーキング時の屈曲を最小限に抑えています。大きなタイヤクリアランス
最大35mmのタイヤのクリアランスを持ちますUDカーボン
コンペティションディスクは、UDカーボン仕上げです。フレーム、フォーク、ステム、およびシートポストに見られる黒は、塗装ではなく実際にクリアコーティングされたUDカーボンです。メタルヘッドチューブバッジ
完璧な仕上げのために、コンペティションディスクには金属製ヘッドチューブバッジが付いています。フランドリアでは、細かい部分を重視します。フルカーボンステムとシートポストがフレームセットに含まれます
フルカーボンのシートポストとステムが含まれています。ステムのサイズは90mm-120mmですフレームの平均重量:1125g(完全塗装)
フォーク重量:483g(完全塗装、300mmステアチューブ未カット)
ステム重量:178g(110mm)
シートポスト重量:218gフレームセットまたは完成車にて提供
フレーム単体価格は約18万円
105組完成車で約28万円
アルテグラ組完成車なら32万円
こんだけこだわった作りでこの値段って相当なバーゲンプライスじゃない???
そしてFlandriaってメーカー。調べたけど全然情報出てこない…
スチールフレーム全盛期に活躍したいわば古豪メーカーのよう。
当時のスチールフレームも継続して作っていて、今はオフィスがベルギーとイギリスにある。
スチールフレーム2種(トラックとロード各1種)にこのCompetition Discってのの3モデルのみのラインナップ。
かなり小規模な会社っぽいなぁ。Twitterの雰囲気もくっそ緩い…なんか楽しそうだぞw
The discussion at Flandria HQ this morning went like this:
“It’s to hot to be working”
“Yep”
“Close for the day and go for ride?”
“Yep”
😎👍🏼 @ Silverdale, Lancashire https://t.co/DmEeW93Vkk— Flandria Bikes (@FlandriaBikes) 2019年7月23日
“Yep”じゃねーよwww
難点は流行りの純然たるエアロフレームじゃないこと、フレーム重量が1,125gもあって結構重い部類であること。HT長が150mm(TT550mm)で長すぎることもいまいち。どちらかというと、フランドル地方の荒れた路面をガシガシ走るグランフォンドバイクって位置づけなんだろうか。ロードバイクとシクロクロスバイクの中間くらいというか。
しかしこれかっこいいなぁ…
欲しいなぁ…
贅沢すぎるけどツーリング用に買おうかしら…
たぶんベースバイクはこれ
behind-the-bar.hateblo.jp
*1:2021年に退役しました
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