2019年-2020年 シクロクロスシーズン振り返り

2019年秋に中古のシクロクロスを4万で購入して、いくつかシクロクロスレースに参加したので備忘録がてら。

2019年11月3日 弱虫ペダルMAKUHARI CROSS in Cyclemode @幕張 CM3 12/49 位
2020年1月13日 湘南シクロクロス 第2戦 @開成水辺スポーツ公園 CM3 10/39 位
2020年2月2日 湘南シクロクロス 第3戦 @中井中央公園 CM3 1/33 位🏆

3戦目にして、昇格ラインの上位10%に入ることが出来た。今シーズン中に昇格!と自分の中で決めていたのでこれはうれしい。3月までレースは続くけどキリも良いことだし今シーズンは気分良く終了。
来期からCM2を走ることになるけど、CM2完走者タイムを見てると不安しかない。1周約8分のコースを、周40秒以上短縮しないといけない…今までの練習だけではまだまだだよなぁ~

【参加レース振り返り】

2019年11月3日 弱虫ペダルMAKUHARI CROSS in Cyclemode @幕張 CM3 12/49 位
割と自分向き。上下動が大きくMTB経験が活かせる。ゴール手前のギャップで飛ぶのが楽しい。
空気圧は2.5ほど。
試走でコケてやる気ゼロに落ちるも、本戦はなんとか走り切った。少し前なので記憶はもうあいまいだけど、割と最後までタレずに走ったような?カーボンハンドルで参加したが、ギャップのたびにハンドルがズレたので、以降カーボンパーツは封印し、アルミパーツをしっかり目のトルクで固定した。

 

2020年1月13日 湘南シクロクロス 第2戦 @開成水辺スポーツ公園 CM3 10/39 位
全く自分に向いていない。踏み戻しが多く堪える。
試走でパンクしてびびり、前後4気圧(!)で本戦に臨む。
1周目:スタートが混雑して10番~15番手くらい?階段のあとの飛び乗りでもたつく。バックストレートで少し抜くが先頭はすでに遥か彼方。
2周目:芝が重い上に、コーナー立ち上がりの踏み戻しを頑張りすぎて脚がどんどん削られるのが分かる。バックストレートで一人抜かされる。
3周目:だんだんタレてくるのが分かるがいかんともしがたい。最後に一人抜かされ、心が折れて終わり。

 

2020年2月2日 湘南シクロクロス 第3戦 @中井中央公園 CM3 1/33 位
かなり自分向き。舗装率が高い→ロード練の成果が出る、シングルトラックが多い→MTBの経験が活きる。
試走の時点でかなり楽しい!ゾーンに入るというかテンションがかなり上がるのが分かる。
1周目:スタートも広く、いい感じに前が開いてすぐに先頭集団に。階段の時点で5位。そのあと2人抜いて3位。グラウンドで先頭2人との距離を少しづつ詰める。
2周目:先頭は3人パックに。ツキイチで最後まで行こうかと思ったのだが、舗装で意外と周りが踏めてなさそうだったのでここを勝負!と踏んで先頭に立つ。
3周目:ちょいちょい後ろを振り返りながらイーブンペースで。落車が無ければ問題ないと判断してガチャ踏み厳禁。ラストの舗装を鬼漕ぎで華麗にガッツポーズ!
4周目:ところが実はもう1周あったwww。脚も残っておらず泣きながら走る。階段の後のシングルトラックで後続に詰められ接戦。そのあとの舗装で差を少し付け、それを最後までなんとか守り切った感じ。ちゃんと残り周回は確認しよう。

来期は近場でまだ出走したことがない「湘南国際村」、「稲城クロス」それからオリンピックがあって今年は開催されなかった「お台場クロス」に出てみたい。

【使用機材】

2011年 Ridley X-bow
ホイール Velocity A23×TNI
タイヤ IRC SERAC(チューブド)
ギア比 F:40t R:11-27t
その他 フロントシングル化
アルミフレーム、チューブドホイール、カンチブレーキ、と、2世代くらい前のバイク。
開成ではパンクでさんざんだったが、それ以外は特に大きなトラブル無し。機材面はそこまで拘らなくても良いかな。トラブルが少ないパーツアッセンブルで身体にフィットしていれば問題無し。

ただしカンチブレーキ、てめーはダメだ!

効くという評判を聞いてシマノのCX-70に交換したけど全然効かねぇ…。レース後、毎回手のひらが攣っていたので制動力は課題。そのうちTRPのミニVブレーキに交換しよう。

【シクロクロス練習について】

ネットを見てると、8の字とか飛び乗りとかシクロクロス特有の動作を練習しましょうみたいのをよく見たけど、特にそういったことはしなかった。ただ来期は練習しないとだめかな。CM2ではフィジカルの差が無い、なんならビハインドになるのでスキルがあるに越したことはない。とはいえ、社会人ライダーは練習時間に制約があるので、自分のストロングポイントを活かせるトレーニングに注力しないと中途半端になるのではという懸念もある。この辺のバランス感覚は結構難しい。

【シクロクロスの国内組織とレースについて】

レースに参加すると自動的にAJOCC(一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会)という組織に所属することになる。そうすると固有のIDを発行され、リザルトやランキングに反映される。webサイトも使いやすいし、レース翌日にはだいたい結果が上がってる。全国のシクロクロスレースはここに集約されてるみたい。これがあるおかげで自分のポジションがしっかり把握できる。ゲーミフィケーションというか、昇格やレースに対するモチベーションが高く保てる。
レース参加費用は1回4000円前後、会場は近場で開催されることも多く、競技時間も短い(₌早く帰れる)ので、ロードやMTBと比べるとお財布や家族にも優しい。リピート参加が多い理由も納得。
なろう小説をたまに読むので「ギルドに参加してSランクを目指す転生主人公」みたいだなと思ったりw

【シクロクロスそのものについて】

シクロクロスはいいぞ!
はじめたばかりの競技だけど、これは楽しい。ロードのフィジカルとMTBのスキル両方が必要になる。いわばサイクルスポーツの異種格闘技。レースは相当な高強度なので冬場にしっかり追い込めるし、細いタイヤでグリップコントロールするのはMTBのスキルアップにもつながる。
日本のシクロシーン特有のことなのかもしれないが、参加人数が少なくリピート参加者が多いのですぐにみんなと顔見知りになるのも良い。アットホームな感じとレースのヒリヒリした感じが良い塩梅だ。
あと、シクロクロスでは「1にフィジカル、2にスキル、3、4がなくて5に機材」という順でパフォースに影響すると思った。まぁなにはなくともフィジカルですよフィジカル。

というわけで来期も頑張ります!

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『おれ、CM1昇格できたら最新のシクロクロスバイク買うんだ…(一生できないフラグ)』

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