ラスボストレイル対策にダウンヒル用SPDペダルシステムを導入した。下り系ライダーの9割くらいはフラぺでこの手のペダルシステムを使っているライダーは少ない。自分のバイクはリアストロークが115mmしかないのでガレ場でシューズが離れてしまうことがあり、試してみることにした。
ペダルはシマノ
シマノのSaintグレードのPD-M820(現行はPD-M821)。今回は中古をメルカリで調達。
シューズはクランクブラザーズ
合わせるシューズはクランクブラザーズのMallet Laceをチョイス。横浜マイクスで半額だった。
インプレ
FM936に取り付けてラスボストレイルへ。さてどうかな?
PROS
1. ガレ場での安心感
2. 加重/抜重しないでリアを動かせる
いいところ。確かにガレ場でペダルから足が離れない。これいい。
あと、姑息的な方法だけど、ちょっとリアを動かしたいときに体重移動ではなくてペダルの引き上げで動かせるのも良い。ピボットターンが必要な箇所を無理やりクリアしたw
CONS
1. 登りは楽にならない
2. とっさに足が出ない
3. ふいにクリートが動いて脚が力む
いっぽういまいちなところは…
クリートの位置を思いっきり土踏まず寄りにしたので、登りは辛い。なんならフラぺ+5.10より辛いw
あとやっぱり足がとっさに出せないの怖いな。バランスを崩したときにフラぺよりコンマ数秒動きが遅れるので、細かな動きを要求されるトレイルではちょっと違和感が強い
あと、これはペダルとシューズの相性の問題なのかもだが、意外とペダルの上でシューズが動く。フラぺのような「どんなことがあっても俺たち離れないぜ!」みたいながっちり感が無い。もちろんクリートの動く範囲内なので意思に反して外れることはないのだが。コーナー途中とかでシューズが動くと反射的に脚に力が入ってしまう。
まとめ
こまごまとした動きを要求されるトレイルでは不向き。
使い勝手を考えると…今後のメインはフラぺかな。。。世の中的にはフラぺが圧倒的にシェアが高いし、下り系SPDはちょっと人を選ぶのだろう。
その他
DMRのV-TWINはシューズとソールの隙間をシムで調整してグリップが上がるみたいなので、手に入れるチャンスがあったら試してみたい。
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