ネットを徘徊していて気づいたこの記事
www.rehabilimemo.com
筋トレに効果的なサプリメントをひとつ挙げるとしたら何でしょうか?
この問いに現代のスポーツ栄養学はこう答えます。
「クレアチン」
作用については、上記ブログを読んでもらうとして。いわゆる無酸素領域の強化を図れるサプリメントらしい。
これ、効果があるならロードバイクにも良いのでは?調べてみた範囲ではロードで使ってる人があまりいない。チームメイトでも経験者はおらず*1、これは人体実験するしかないなと人柱精神がむくむくとw
上記のブログでも副作用は無いと明言している。色々他のサイトを見ていると「体重が増える」というのがちょいちょい目にするのところが気がかりな点だが。服用にあたって体重を計ることにした。
ちょうどシクロクロス千葉があるのでその前週から実験開始。
7日前から21g/dayを摂取。そのままシクロクロス千葉、というスケジュール
Amazonで安価なマイプロテインのものを購入
3月7日(日)
体重71.5kg
服用の際は、クレアチン1gあたり水100ml飲むというのが目安らしい。プロテインシェイカーにクレアチン7gと水500mlを入れて、食後に一気飲み。水っ腹で結構苦しい。足らずの200mlはその後ちょびちょびと飲む。体調等は特に変わらず。
3月8日(月)
1日21g服用ということは、水を2.1L普段より余計に飲まなくてはいけない。これは結構きつい。とにかく1日中トイレに行きたくてしょうがない。
3月9日(火)
外出したので朝と晩に10gづつ服用。
夜にZwiftで「STEP BY STEP」。階段状にレベルがあがる苦手なトレーニングで無理かなと思ったが最後まで出来た。うーん、これVO2MAX付近は間違いなく底上げがありそう。
3月10日(水)
起床時体重73.5kg(スタート前+2.0kg)
とにかくトイレ行きたくてたまらない。前日の疲れ(「STEP BY STEP」)が出てローラー回せず。
3月11日(木)
起床時体重73.5kg(+2.0kg)
夜タバタトレーニング。普段より+2本こなせるんだが?おーすごいな。
終盤ふくらはぎに攣る前兆。限界まで追い込めてる?
3月12日(金)
体重未計測
一日中トイr…
夜SSTショート。途中怪しいがなんとか完遂。脚は確かに良く動く印象。
3月13日(土)
起床体重73.8kg(+2.3kg)
開始から5日経過したので、朝5gのみに変更。
深夜(金曜夜の話)に首と二の腕攣って起きる。寝る前に500ml水分採ってこれである。
翌日のシクロクロス千葉に備え、軽めのインターバルトレーニング。
3月14日(日)
起床体重73.8kg(+2.3kg)
朝5g摂取。シクロクロス千葉本番。不思議と身体が重いとは感じない。脂肪太りだと走ったりすると肉が揺れて「あー太ったな」と感じるが、筋肉に水分が含まれることによる体重増みたいでそういうのを感じない。
しかしというかやはりというか、数字は残酷。試走段階で登りがまったくこなせない。レースもやはり登りで遅れてダメダメ。レース後、身体のあちこちが攣って悶絶。
メリット、デメリットを整理するとこうかな。
【PROS】
最大出力向上、インターバル耐性向上
【CONS】
体重増加、水分取らないと攣りやすい。
n=1で結論付けるのはあれだが…。
トラック競技、BMX、MTBエンデューロ*2、トライアルなどの長くてもVo2MAX領域で終わる競技には向いてそう。
それ以外の、つまり有酸素領域がメインのロードレースなんかは使い方が難しいサプリメントだ。使い方に精通したトレーナーさんなんかと計画立ててやらないと、という感じ。
シクロクロスは比較的短時間だから良いかもと思ったがやはり体重が重くなるのは影響が大きい。なるほど自転車関係ではあまり目にしない理由も分かる。
うん、まぁサプリメント飲んだだけで速くなるわけねーわなwww
上手く行ったらやったことは黙ってエントリー上げないでおこうかと思ったけど、実験失敗なので書いて残しておこうw
コメント