BXT 29er用カーボンフォーク

グラベル

オーダーした中華チタンフレームはフォークが付属してませんでした

買ったのはフレームのみ

フォークは別途用意しないといけません。サイズがちょうど良さそうなBXTのものを購入しました。BXTというと、Aliexpressユーザーなら真っ先に名前が浮かぶ激安カーボン系の雄(?)ですね。さてその性能やいかに?

買ったもの

ブランド BXT
モデル名 BXT-FK-014
素材 T1000 カーボン
カラー マットブラック
ホイールサイズ 29インチ
重量 780g±50g
コラム長 300㎜
コラムサイズ 1-1/8、1-1/2テーパード
ハブ 15㎜×110㎜(Boost)
マウント ポストマウント
最大タイヤサイズ 29*3.0
付属品 スルーアクスル、ヘッド下ワン
その他 肩下長480㎜、オフセット45㎜

ケーブル外装

価格 ¥14,819($96.48)

 

納期

メモってなかったけど、たしか2週間以内だったような

 

梱包

発泡材に包まれた状態で届きました(箱は撮り忘れ)

中華パーツの梱包は年々レベルが上がってますね

 

形状/重量/素材

  • 100mmストロークのサスペンションフォークとコンパチの肩下長(480㎜)
  • 最大タイヤサイズは29*3.0
  • ケーブルは外装
  • サイドのダボ穴は無し
  • 重量は計り忘れたが、公称通りなら780g
  • T1000カーボン

肩下480㎜で、700C用よりかなり長く、タイヤクリアランスは大きい

ケーブルは外装、ダボ穴は無し

T1000(東レ?)を使ってるって表記あるが、比率はすごく低そう。コーヒー豆とかと同じで、重量ベースで一番比率が高いやつを表示するようにすべきじゃないかと思うわけですよ。コーヒーで例えるなら、アラビカ豆を全体の1%しか使ってないのに「高級アラビカ豆を贅沢に使用!」て書くのはダメじゃないですか

 

精度及び組付け

コラム肉厚は均一できれい。内壁もツルツル。アクスルの当たり面の加工も問題なし。ブレーキマウントも問題なさそうだったのでフェイシングせずそのまま使うことにしました

コラムの出来は良いです

ポストマウントの加工面もキレイ

アクスル当たり面

確認できる範囲では問題はなさそう

エンドの幅が110㎜より1mmほど小さく、指でちょっとだけ広げてホイール入れる必要がありました。ここはQCあまいかな

ここは110㎜のはずだが、ちょっとだけ狭い

性能には直結しないが、この辺は正直値段なりかなと感じます

組付けも大きな問題無し

ヘッドのトップキャップを入れるときにほんの少しきつく感じたので、もしかするとコラム径は公差に対して上限気味なのかも?

気になったのは、スルーアクスルを受けるアルミの受けがフォークに対して固定していない仕様。手でパーツを押さえてアクスルをある程度ねじ込むと、フォークとの摩擦で動かなくなるのだが、これ出先で固着するとヤバいやつ。共回りしてアクスルが抜けなくなる。多分大丈夫だと信じてる。信じてるぞBXT

アクスル受けはフォークに対して固定しておらず、アクスルが固着するとホイール外せない

組付けたところ

インプレ

舗装も、グラベルも、シングルトラックも色々とハード目に使用。距離は1000㎞程度だろうか

中華チタンフレーム+中華カーボンフォーク

乗って分かるのは、剛性すっごく高いってこと。シングルトラックのダウンヒルを攻めても全く撓む気配が無い。シクロクロスのキャニオンインフライトでもグラベルを走るけど、ハードなダウンヒルでフォークがたわむ感覚がある。対してこれは全くない。ガチガチ。タイヤは54cを入れているのでストレスにならないけど、細いタイヤを高圧で運用すると手に来るかもしれない

サスペンションフォークより圧倒的に軽いのでフロントを持ち上げるような動きも軽快。扱いやすいですね

ちなみにグラベルの長い下りを60㎞/h以上出しましたが走りは破綻しませんでした。精度が出てないフォークは、この速度域だと直進安定性に影響が出るので、(演繹的ではあるけど)精度もきちんとしていそうです

 

まとめ

安い中華カーボンブランドってイメージだったけどちゃんとしてる

ブランドもののカーボン29インチフォークが重量600g弱で10万円オーバー。こっちは重量800g弱で1.5万円。ちゃんと使えるならBXTでも全然良いなって気持ちになりました。長期的な耐久性は未知数ですが、今のところは合格です

やるなあ

 

コメント

  1. ほげ より:

    カニ目レンチで供回りを固定できるようになっていそうに見えますが、出先用に2mmとか2.5mmのレンチが突っ込めないでしょうか。

    • kisuke より:

      コメントありがとうございます
      ご指摘の通りカニ目レンチを使うと固定が出来ますが、完全に固着しちゃうとミニツールの六角では厳しいかもしれません。普段からメンテナンスしていればおそらくは問題なさそうです

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