長野松本に「CLAMP」というアウトドアショップがある。長野エリアでアウトドアイテムを扱うショップのようだ。Raphaの取り扱いショップでもある。ちなみに行ったことはない。webサイトはカッコイイ
野辺山グラベルチャレンジにブースを出していて、Raphaトラックのすぐそばだったので見た人も多かったかもしれない。自分はあまりにRaphaに近すぎてここもRaphaブースだと勘違いしていたがw(それくらいRaphaの雰囲気にマッチしていた)
野辺山グラベルチャレンジで意気投合し、2日間一緒に走った若いライダーはここのスタッフで、2日目はCLAMPのオリジナルグラベルバイクに乗ってた
その彼の記事↓
バイクの詳細↓
C by CLAMPのフレームは、いかに日常と自然、その過程をスムーズに行き来し、最大のパフォーマンスを得る事ができるかを追い求めたCLAMPのスタイルを体現するようなモデルです。
CGは、最大29×2.25まで対応するタイヤクリアランスを確保した、
C by CLAMP独自のコンセプトである「GRAVEL+(グラベルプラス)」が実現する、普段でも乗りやすく、ツーリングからトレイルライドまで、この一台でこなす幅広いフィールド適性を持ちます。
ディレクター 武村の原点でもあるバックカントリースキーからインスパイアされたシンプルなストライプ。さらに、 豊富に備えられた「アイレット」により、様々なキャリアやオプションにも対応することができ、その人それぞれに合わせたカスタマイズが行えるハンドメイドのセミオーダーフレームです。GRAVEL+ コンセプト
「このフレームは踏める!しかもコントロール性も良い!」とライド中ずっとべた褒めしていて、自分も隣で走って実際に2日目の方が乗れているようだった。1日目がカーボンバイクだったのに、獲得標高1000mを超えるライドでクロモリの方が良いというのは不思議だ
どんなもんか興味があったので軽く調べてみた
ルックスは良い意味で地味ないかにもなグラベルバイク。こういうのは傷やステッカーで経年変化を楽しむものなのかも。鉄にはレザーやウッドと同じ「天然素材」感があるよね。もちろんダボ穴もしっかり用意してあり、マルチに使えそう
アッセンブリーはショートステム(45mmくらい)にVelo Orangeのワイドなフレアバー、ドロッパーシートポスト装着、29×2.2インチ(55C)タイヤとかなりアグレッシブなチョイスで組まれている。めちゃくちゃ太タイヤ履けるな!
ジオメトリー表を貰ったんだが、リーチ等が載ってなかったので自分で計算した
こんなかんじ
リーチ 393mm
スタック 528mm
RC 435mm
WB 1031mm
BB 65mm
TT 545mm
CT 480mm
HT 110mm
HA 71°
SA 74.1°
※サイズM
※リーチ、スタック、ホイールベースなどは管理人が計算しました。メーカー公称値ではありません
少し長めのホイールベースに、浅め(高め)のBB。ホイールベースは長くして安定感を稼ぎ、ショートステムでポジションを確保。高めのBBで運動性能を高める感じかな?フラットで締まったグラベルを永遠に走る欧米スタイルではなく、急坂の林道やシングルトラックを見据えた、「日本的グラベルバイク」のように見える。フィールドの多い長野でテストしているだろう実戦的なジオメトリー
製作はShinの服部製作所。服部製作所はTubagraも作ってるし物は間違いないだろう。素材はTange Champion NO.1。鉄系素材は良く分からんけど多分良いやつ
値段はフレーム/フォークで20万円前後
メイドインジャパンでこれならぜんぜんあり!
というか、円安と原材料高、輸送費高騰で海外製品がガンガン値上げしているからむしろ安く感じるまである
ロードバイク的な使い方は難しいだろうが、林道、シングルトラック、キャンピングスタイルなどグラベルバイクとして使うならこれ1つで足りそう。カーボンバイクがパフォーマンスの面では最高だ、とずっと考えていたのだが、オフロードカテゴリーにおいては必ずしもそうではないんだな、と。スチールグラベルバイクがめちゃ気になってきたw
webサイトを見ると分かるがハードテールのバイクもあるようだ。こっちも気になる!
これ、野辺山グラベルチャレンジで試乗出来たので乗っておけば良かったなぁ…。イベント後はバテていて「はよビール飲みたい」モードだったのでしゃーないが。来年試乗車があれば乗せてもらおう
バイクラのポッドキャストでオーナーのTakeさんの話が聞けて面白い
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