軽井沢エリアのグラベルを走ってきました。今年のライドベスト3に入るナイスライド!
日時
2025年8月24日(日)
天候
晴れ。最高気温31度
なお東京は39℃近くまで気温が上がったそうです。地獄の釜の底が抜けたのかな?!
メンバーとバイク
今回は大所帯
- Bianchi IMPULSO ALLROAD×2台
- 中華チタンモンスターグラベル
- Cervel Aspero×2台
- Canyon Grizl Gen1
- Canyon Grizl Gen2
- Chapter2 KAHA
- Cannondale Topstone 4
- cannondale topstone carbon
- Canyon Grail Gen2
- Fuji Jari
- Jamis Renegade
- Litespeed FLINT
- Liv Devote
- Pinallero Grevil
- Ridley Kanzo Adventure
- Santacruz Stigmata
- Trek Checkpoint
以下、気になったバイクたちを。。
Asperoは乗せてもらったんだけど、これはやばい…。バイクの下半身(ダウンチューブからBB、チェーンステイまで)がマッシブでパワー掛けたときのレスポンスが官能的。ほぼロードバイクみたいな加速だ。オーナー曰く「どこ走らせても95点」だそう
Canyon Grizl Gen2は最近出たばっかのヘンテコハンドルのあれ。乗せてもらったけど硬すぎず柔らかすぎずのフレームに50Cタイヤ、安定した長めのジオメトリー、サスペンションにドロッパーシートポスト搭載と、荒れる日本のグラベルフィールドでは無敵かも。例のハンドルバーもインテグレーションが考慮されてて理想主義的。変速はSRAMの新型Force E1。レバーの形状変更ですごくタッチ良くなった。変速?正直申し上げてGRX Di2の方が上ですね
Pinallero Grevilもつい最近出た新型。タイヤ50Cカバーできるようになり、エアロむんむんのデザインがやばい。自分にはサイズがでかいのと、なによりその金額にビビッて触れることはご遠慮させていただきました
Litespeed FLINTは日本で乗ってる人他にいないんじゃ?ってレアバイク。タイヤ50C入るしかっこいい。乗った感じはやっぱチタン!て感じで乗り味ソフト。コンポーネントがL-TWOOなのもマニアック。ちなみに変速は普通に決まるしブレーキもしっかり効く。ただブレーキはブリーディングに相当苦労した模様
Jamis Renegadeの方とは初めて一緒に走ったのだけど、旅派の方で今年の盆も北海道ツーリングされてたとか。TTバーとかハンドルバー下の手製のシュラフホルダーとかREDSHIFTのステム&シーポスとか、バトルプルーフしてる雰囲気むんむんでかっこよかった。つい新車とかハイエンドとか紹介しがちだけどこういう手が入りまくったのもかっこよろしいです
機材面に関しては、バイクを更新する人のほとんどが最大タイヤ幅50Cになっています。数年前は42Cあたりが標準でしたので日進月歩
タイムライン
05:15 |
自宅発 |
06:52 |
東京駅発 |
07:33 |
軽井沢駅着、輪行解除 |
08:30 |
中軽井沢駅着 |
09:00 |
スタート |
13:30 |
ゴール |
15:30 |
軽井沢駅発 |
18:00 |
自宅着 |
ルート
中軽井沢⇒グラベル⇒通称1000m林道⇒軽井沢駅
全体的にイージーなグラベルで斜度は緩め。
上りも下りも全体的に緩く、恐怖感を覚えにくいので初心者ここに連れてきたら絶対にはまると思う。中級者なら、みんなでガシガシ踏んでグラベルレースごっこしても楽しい。誰が行っても満足度高いと思います。
涼しい中、セミの声を聴きながらのグラベルライド、非常に良い。
イージーな緩いグラベルが続く
みんなでヘラヘラ適当に雑談しながら緩く上る
いいんですよ
グラベルが終わった後は「1000m林道」という有名な舗装林道を使って軽井沢方面へ戻る。ここは有名な道らしい。軽井沢の街並みを見下ろす高所の林道で、見晴らしも良く、アップダウンも緩くて快走。
1000m林道をだらっと流す
メンバーのうち輪行組の4名で軽井沢駅に戻り、そこからクラフトビールで乾杯。グラベルライドのあとはクラフトビールで乾杯するべし、と法律で定まっているから仕方ない
法律なので仕方がない
しかたない!
トータル57㎞、600m。距離も獲得標高も大人しめだが、平坦と緩い下りでしっかり踏んだので満足度高い。
まとめ
18人で走っても快適に回せる軽井沢の懐の深さ。東京の暑さを忘れられる最高の避暑ライドでした!またお代わりしたい
別荘地はグラベルライドに向いてる説ある
軽井沢エリアは有名な別送地。去年走った那須グラベルライドも別荘地ですごく良かったですし、ちょいちょい走ってる北富士山中湖周辺も別荘地。もしかして別荘地ってグラベルライド向きなのでは?
別荘地は緩やかな傾斜地
まずもって別荘地は緩やかな傾斜地に所在しています。完全な平地だと見晴らしが良くないですし、急傾斜だとアクセスが悪い。ゆるやかな土地は日本ではレアですし、資産価値という意味でも別荘地に向いています
落葉広葉樹が多め
また、別荘地は落葉広葉樹林の中に所在しています。日本中いたるところで見かける杉林は経済植物なんで、別荘のようなラグジュアリーな雰囲気と相性が悪い。同様の理由で米(稲作)もダメですね。でも棚田は許される。あと酪農もなんか許されてる気がする。まぁスイスみたいな雰囲気が大事なのかもしれん
条例などで保護された景観
別荘地は「ここに別荘を買って住みたい」と思わせなくてはなりませんので、条例等で建築物のファサード等は厳しく制限されます。これが美しい景色を生んでいます
当然走って気持ち良い道が多いわけ
未舗装路は多く、どれも良く整備されている
別荘を繋ぐ道はだいたい未舗装です。そしてどれもしっかり手入れがされています。ガレちゃったら評判(=地価)が落ちちゃいますしね。去年那須でグラベルライドしたときはクロネコヤマトのトラックがグラベルに突入してて唸りました。その先の別荘に届けるんだ。。。
建築雑誌に載ってそうな美しい建築
別荘ですから、木々の合間から、広い庭園とその中にたたずむシックな別荘が点在しているのが見えます。はっきり言って別世界。今回も道中にフランクロイドライトの落水荘みたいなのが現れて圧倒されました(企業の建物っぽいのでストビュー載せときます)
飲食の選択肢が多い
富裕層が多く滞在して(住んで)いますし、観光客も多く訪れます。カフェ、レストラン、クラフトビール、ピザにチーズEtc. グラベルライドで不足しがちな文化の香りを満腹になれるまで吸い込めます
つまり別荘地を狙ってグラベルライドをすればいつも満足度高いライドができる、かもしれない。。。とはいえ、別荘滞在者の払う税金で成立してるエリアで「グラベルライド最高~」とかやるのはフリーライドも甚だしいと思います。いやでもさすがに買えないんで(笑)。おとなしく通過するくらいは許していただきたいところです
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