Continental Terra Hardpack 700*50C

グラベル

先日作った中華チタンの改善項目は3つあった

中華チタングラベルファーストインプレッション
中華チタングラベル、とりあえず組めた 週末に舗装、ダブルトラック、シングルトラックなどを含むルート、40㎞ほどを走ってきた ファーストインプレッションと、今後モデファイすべきところなど アッセンブル フレーム COMEPLAY製 中華チタン...
  • ブレーキの油圧化
  • フレームバッグの導入
  • 舗装向きタイヤの装着

すでに全部やったんだけど、まずはタイヤのインプレッションから
選ばれたのはコンチネンタルのテラハードパック700*50Cでした

購入したもの

メーカー Continental
銘柄 Terra Hardpack 
サイズ 700*50C
重量 615g(公称)
定価 ¥6050(税込)
購入価格 ¥5684(税込)
購入場所 アマゾン

本国コンチネンタルのページ

Terra Hardpack | Shieldwall
At home on hard-packed gravel: with a wide footprint and a flat central tread ideal for bikepacking adventure.

日本代理店のミズタニ自転車の製品ページ

CONTINENTAL TERRA HARDPACK SHIELD WALL|ミズタニ自転車株式会社
ハードパックを得意とする700x50Cグラベルモデル。北米のグラベルシーンで主流となりつつある、700x50Cサイズ対応のグラベルバイクにも装着可能なチューブレスレディ・タイヤです。

 

ハードパックを得意とするエアボリュームの大きなグラベルモデル

海外のグラベルシーンで主流となりつつあるタイヤ幅50mm対応のグラベルバイクにマッチしたチューブレスレディ・タイヤです。
高い耐パンク性能をもたらすシールドウォールシステムを採用。細かい段差を連ねるように極限まで低く設定したうろこ状のセンタートレッドは転がり抵抗を低減する一方、ショルダー部には小さなノブを配置する事でグリップ力を得ています。ダートだけでなくオンロードでも低い転がり抵抗と安定したグリップ力を発揮するので、バイクパッキングなどのアドベンチャーライドにも適しています。

特徴

不整地での安定した走りを支える50mmのタイヤ幅
高いグリップ性能と耐摩耗性能を併せ持つピュアグリップコンパウンド
高い耐パンク性能をもたらすシールドウォールシステム
バイクパッキングなどのアドベンチャーライドにも最適
ケブラービード/チューブレス・レディ仕様

少し前まで、同じパターンのものがMTB用のスピードキング29*2.2として販売されていた。こっちにしようと探していたのだが、いつの間にかディスコンで入手不可に。今回購入したテラハードパックはスピードキングの後継機種となる

テラハードパックとスピードキング29*2.2との違いとしては、太さの違い(2.2⇒2.0)、生産地がドイツからアジアに移ったこと、コンパウンドがハイエンドのブラックチリから、一つ下のピュアグリップに変わったことの3点のようだ

タイヤの走行抵抗を調べているRolling Resistanceによると、かなり低抵抗のデータが出ている。パナレーサーのグラベルキングSK43Cより低いとあり、期待が持てる

https://www.bicyclerollingresistance.com/cx-gravel-reviews?maxweight=664&as=47-622&as=48-622&as=50-622&as=57-622&as=60-622&max=32&min=12&minpr=20&mingripmin=52&mingrip=52&minknobc=-0.1&minknobe=-0.1

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実測重量

実測600g
公称は615gなので-2.5%と優秀

実測600g

 

組付け

リムへのはめ込みは楽
ビードはフロアポンプのみで上がり、2日目以降もエア抜け無く、気密性は高い
この辺はさすがコンチネンタルといったところ。コンチは過去購入したモデルも含めて苦労したことがない

組付けは簡単

タイヤ幅

リム内幅25㎜のフックレスリムに取り付けたところ、タイヤ幅は実測で48.6㎜
グリップを効かせるノブ⇔ノブの距離が43.7㎜
公称よりちょっとスリム

一番太いところ

ノブtoノブの太さ

 

タイヤ形状

センターは魚の鱗のような低いノブ、エッジは少し高めのノブが並んでいる
iRC BOKEN Plusとか、Gravel King SSあたりと近いだろうか
また、センター部が平面的になっていて、丸みが少ない
台形にすることで路面との接触面積を稼ぎ、オフロードでの走行性能向上を狙っている?

鱗状のセンターノブ

センターが台形のタイヤ形状

ライド

ご来光ライド、ArawakaOutback100、中伊豆グラベルライドなどで使用。合計で200㎞ほどかな?

全体像

インプレッション

舗装路の転がりは良好。ガンガン先頭牽きますよ!とまではならないが、グループライドでも遅れを取ることはない

肝心のオフロードは不得手。カチカチの締まったドライ路面は良いのだが、ウェット、砂が浮いたような路面はかなり滑る(コケた)。滑りはじめのきっかけがつかみにくく、一気にスパッといくため、リカバリーは難しい。パターンだけじゃなくて、これコンパウンドの問題もあるのかな?コンチネンタルお得意のブラックチリコンパウンドではないので、そのへんが関係してるのかも

 

まとめ

名前の通りハードパック(固くしまったオフロード路面)向けタイヤ
29インチMTBを舗装メインのツーリングユースにモデファイするにはぴったりだろう
ただし、自分のように未舗装をハードに攻める使い方には不適

近く別のタイヤを試してみる予定。候補はルネ・エルスのフリーサーリッジ、シュワルベのサンダーバート、ピレリのチントゥラートあたり

 

どうでも良いけどコンチネンタルのパッケージにはおばちゃんがいてほしい

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