TPUチューブが人気を集めている。超軽量な点や既存のチューブシステムの置き換えとなるため、チューブレスに比べて手が出しやすいようだ。ツイッターやyoutubeで検索すると大量に出てくる
今乗ってるロードバイク、グラベルバイク、シクロクロスバイク、マウンテンバイクは、いずれもチューブレスレディー。個人的には低圧運用できるチューブレス一択と信じている。みんないつまでチューブで消耗しているの?スポークホールレス(リムテープレス)のホイールと組み合わせればテープ貼り付け不良によるエアリークも無く、テープレスホイール+チューブレスレディータイヤシステムが現時点ではもっとも完成度が高い
ただし、パンプトラック用の26DJはチューブを使っており、高圧運用するこのカテゴリーはチューブレスの波が及んでいない。ここにTPUチューブを投入することにした
買ったもの
26インチ用のTPUチューブをアリエクスプレスで購入
メーカー | BAENT |
サイズ | 26×1.9~2.6 |
バルブ | フレンチ 48㎜ |
素材 | TPU |
価格 | 3268円/4本 |
初期不良の噂を聞くので4本購入。1本800円ならブチルとほぼ同価格だし買っても損はない
どのくらい軽くなるか
ノーマルで入っていたブチルチューブは213g
一方でTPUチューブは59g
都合155g/本、前後で300g超の軽量化となった。え、すご…
インプレッション
組付けは普通。エアを4気圧まで上げて2日間放置。その後空気抜けがないことを確認してから千葉のパンプトラックへ持ち込んだ
持ってみると明らかに軽い。ホイールは末端部なので持ち上げた際のレスポンスが違うような気がする…この辺は自分の鈍感さが憎い(笑)フロントが持ち上げやすいような。。。頻繁に乗ってたらもう少し分かるかも?まぁでも持った感覚として軽さを覚えるので間違いなくライドにはプラスなはず
走ってる最中にリアから小さなエアリークが起きた。強くプッシュした際に「ブリッ!」と音がしたので下りて確認したらエアが抜けてた
家帰って水に沈めたら接合部からリークしていることが判明。筒状のチューブを接着した構造で、この接着部がどうしても弱いのかも。2日放置していた間はエア抜けがなかったので、乗った衝撃でごく小さな穴が開いたんじゃないかな。初期不良なのかそうでないのか、かなり悩ましい
2本目のTPUチューブを入れて後日おんしりんバイクパークを走ったがパンク無し。チューブに個体差があるか、あるいはメーカーの品質管理が甘いのかも
まとめ
圧倒的な軽さが魅力
しかし、不良を引き当てるリスクあり、技術的には発展途上かもしれない。
サバイバビリティが重視されるグラベルや、高速でダウンヒルをするMTBでは使う気がしないが、ショートトラックのパンプトラックなら補修キットのあるところまですぐ復帰できるのでありかも
耐久性含めもうしばらく使ってみる予定
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