先日のラスボストレイルライドでContinental Cross King 29*2.3がだいぶん痛んだ
タイヤサイドからシーラント浸み出し、タイヤ表面にカット傷多数…
幸いライド中はパンクしなかったのだが、ここを走るならこのタイヤではあかんぽい。
もうすこし下りに振った、エンデューロ系タイヤに新調することにした。
チョイスしたのはIRC TANKEN 29*2.3
たぶんIRCを使うのは26インチのMythos以来じゃないかな。。。20年ぶりくらいだw
重量
実測964gと1014g
公称1064gなのでだいぶん軽くなっている。軽くなっている分には問題無し。
取付
ビードはタンク利用であっさり上がり、エア漏れもほぼゼロ。これは非常に優秀。
サイズ感
ノブがでかい!Cross King 29*2.3と比較するとこんな感じ
同じ2.3幅だが、Cross Kingより実測で2mmほど幅広い。フレームとのクリアランスもかなりギリギリ。
インプレ
通称ラスボストレイルへ持ち込んでテスト。とりあえず空気圧は登り2.0bar、下り1.5bar。ライダーの体重は70kg。
登り。ちゃんと走ります。そもそも登りを競うタイヤではない。
下り。この日はパフパフドライのコンディション。おぉこれは良い。地面に張り付くようなグリップ。サスペンションのストロークが10mm伸びたような印象を受ける。ノブが変形することでグリップを稼いでいるのか?Cross Kingだとサイドがよれそうで1.8bar以下では使う気になれなかったが、おそらく1.3barくらいまでは下げられそう。
ただ、重量は重い…。ダウンカントリー系バイクだとスタックが低くハンドル位置があまり高く取れないのでフロントアップのような動きがやりにくい。どうしても操作がバイク任せになってしまう。まぁそれはフレーム起因なので致し方なし。
このカテゴリのタイヤではNO.1と聞くMaxxis DHR/Fは使ったことがないので比較はできない。どっちも使ったことあるチームメイト曰く「TANKENも悪くないよ」とのこと。自分はENSなどのレースに出ないし、ウェットコンディションも走らないのでドライでの信頼感を感じられたので結構満足。
まだ1回だけだが、タイヤサイドに傷も見受けられず、サイドカットにも強そうだ。Cross Kingはラスボストレイル一発で傷入りまくりだったから段違い。
耐久性
レース参戦前提のタイヤだし、コンパウンドはかなり柔らかめだろう。カットより先にノブが摩耗して美味しいところが終わるような気がする。
まとめ
気密性高く、グリップも良好。高コスパ。満足。しばらくこれメインで行こうと思う。
…しかしグラビティ系ライドにハマるとなんでも消しゴムのように削れていくな。
里山ライド程度だと、タイヤなんて永遠に持つように感じるのだが、高速のガレた下りをこなすとあっという間にダメになる。タイヤはともかく身体は削れないように気を付けなくては…
閑話
海外だとRust(錆)カラーというサイドが赤みがかかったやつがあるみたい。メーカーに問い合わせしたが回答なかったので詳細は不明だが、これ欲しい。IRCさん国内展開よろしくお願します。
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