富士山3ピークス20220625

ロードバイク

6月21日は夏至、一年で一番日が長い日である。日の出04:26、日の入り19:00。約14時間半ものあいだ日が出ている。つまり(?)ロングライドに好適なのだ。チームメイトがノリと勢いで「富士山3ピークスやろうぜ」と言い出し、面白そうなので乗っかって走ってきた。

日時

2022年6月25日(土)

 

天候

下界:晴れ。最高30度
五合目:曇/雨。最高16度
今年は空梅雨

 

メンバとバイク

Yoeleo R11
Panasonic チタン
Factor O2 VAM
3人とも富士ヒルブロンズ程度で比較的脚は近い。
自分のバイクは宣伝マンになったYoeleoR11SL。ヒルクライム対策で、シクロクロスバイクで使ってる11-34のカセットを取り付けた。バッグはアピデュラのサドルバッグとウルフトゥースのポンプバッグ。
Factor VAMはエアロで近くで見るとカーボン地が透けて見えてくそかっこいい。
パナチタンはほどほどに柔らかくツーリング最高!だとか。

Yoelet R11 SL

Factor WAM

panasonic チタン

ウェア

夏ウェアに、下山時の対策として冬用アームウォーマー+ジレ。

 

ルート

富士山5合目へアクセスする3つのルートである、あざみライン、スカイライン、そして富士ヒルでお馴染みスバルラインの順で走った。

名称

距離

獲得標高

平均斜度

あざみライン

11.5km

1137m

10%

スカイライン

13km

900m

7%

スバルライン

23.4㎞

1200m

5

だいたい、あざみラインを登ったというだけで十分ネタに出来るのだが、なぜ残り2ルートもやらなくてはならないのか…

富士3ピークス全体図

 

タイムライン

05:00 道の駅すばしりをスタート。あざみラインへのチャレンジは2回目。1回目は無念の足つきをしてしまったのでリベンジでもある。馬返しと呼ばれる激坂区間はほぼダンシング。良く分からない声がずっと出てチームメイトにキモがられるが本当にしんどい。富士ヒルの倍の斜度というものがどんなものか分かるので、未体験の人はぜひ走るべき(そして俺と同じ苦痛を味わえw)

06:30 あざみラインクリア。ダウンヒルはちょっとした恐怖。ディスクブレーキで良かった。

あざみラインクリア

道の駅 すばしり · 〒410-1431 静岡県駿東郡小山町須走338−44
★★★★☆ · サービスエリア / パーキング エリア

体力ゲージ残80%。いうてまだまだ余裕である。
09:00 スカイラインのスタート地点、水が塚公園着。

水ケ塚公園 · 〒410-1231 静岡県裾野市須山2308 須山2308−5
★★★★☆ · 公園

10:45 スカイラインクリア。平均斜度はあるが脚休めの緩斜面区間がちょいちょいあるのでそこまでダメージ無し。ダウンヒルは緩めのワインディングでなかなか楽しめた。その後富士山の西裾をぐるっと時計回りに回り込んでスバルラインへ向かう。

スカイラインクリア

体力ゲージ残60%。もう1本?これ結構いけるんじゃね?

12:30 数少ない休憩ポイント、ファミリーマート白滝の滝店で大休憩。富士の西裾エリアは日差しが照り付け、しかも気温30度超えと地味に体力を削られた。参加した3人のうち1人はここを走り切り、富士吉田に着いた時点でDNF。元々2ピークス狙いと言っていてので上々!

西裾から富士山をのぞむの図

ファミリーマート 白糸の滝店 · 〒418-0103 静岡県富士宮市上井出309−9
★★★★☆ · コンビニエンスストア

体力ゲージ残50%。西日はきつかったが補給もしたしまだまだいけそう。

15:30 スバルライン料金所をスタート。

Google Maps
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17:20 スバルラインクリア。富士ヒルで何回も走っているのでなんとかなる?とか思ったが距離が長いことと向かい風にやられ完全に死んだ。体中から悲鳴が出てきて本当に心折れそうになった。エベレスティングやるやつとか頭おかしくないか?富士ヒルフィニッシャー看板が残ってたのでここで記念写真。

スバルラインクリア!

ロードだろうとマウンテンだろうとダウンヒルはだいたいいつも楽しいのだが、このときはさすがに苦痛。

体力ゲージ残-50%。完全に死んだ。マイナスになったのは寿命を削って対応したから(笑)体力はリニアに減らない。あるポイントを超えると急激に減る。

18:30 下山。道の駅富士吉田。体力が残っていたら道の駅すばしりまで行くつもりだったが暗くなりはじめていたし諦めてここをゴールとした(車複数台で運用して複数箇所のゴールを想定していた)。

補給

朝食、昼食、補給食合計3000kcal
水分摂取7L
水分は問題なさそうだったが、補給はカロリーが全く足りなかった。スバルラインの途中でハンガーノック気味になり慌てて立ち止まって補給を入れた。トータルで4000kcal摂っても良いかも。ただ、ヒルクライム/ダウンヒル中は固形物の摂取が難しいので、朝食バカ食い+頂上や繋ぎの区間できちんと摂る工夫が必要だろう。

動画

 

まとめ

富士山を眺めながらの3ピークスハントは贅沢で、最高に苦しく、楽しい。

距離184km、獲得標高4900mと歯ごたえ十分

TSS400オーバー(⁉)と負荷は多いが、しんどいだけでトレーニング効果は正直無さそう。一言で言えばネタライド。ただ、今後どれほどきついライドがあっても「あのときの富士3ピークスハントに比べれば余裕」と思える、という意味では価値があるのかもしれない。いやよう知らんけど。

【閑話】
3ピークスハントやってる人、結構いた。車が帯同し、サポート付きで走ってるチームがいたので、人に余裕があればサポートはありかなと思う。

【閑話2】
同行したチームメイト(パナチタンの方)、ダウンヒル中に2回もシミ―現象に遭遇してた。真後ろから見てたが、バイクが細かく震えだし、みるみる制御不能になって行くというなかなかのホラー。原因は路面の振動、風、特定の速度、ライダーの疲労など色々あるようだ。

運動もしっかりしたのに食べすぎてあすけんさんに泣かれるという…w

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