電動ポンプを最近買ったのですが、これは革命でした
買ったもの
メーカー | Rrskit |
サイズ | 高70㎜*幅55.8㎜*厚28㎜ |
価格 | 3076円(込) |
重量 | 110g(カタログ)、実測132g |
購入先 | Aliexpress |
吐出量 | 不明 |
バッテリー容量 | 350mAh |
読み方わからないですけど、アースキット?
アマゾンでもおんなじ形状のがあるからどっかがOEMでやってるのかな
実際に使ってみる
音はぶいーんって結構うるさい。お祭りの出店で良く見かけるブーブー笛(毛笛風船というらしい)みたいな。屋外で使う分には特に気になりません
MTBのタイヤ(29*2.5)を2本、1.3Bar⇒1.5Barくらいまで上げてみましたが、バッテリーにはまだ余裕がありました。太さ40C前後のグラベル系タイヤであれば前後2~3回くらいはエアの調整が出来そう
手で空気を入れる携帯ポンプを使うときってバルブの根本がグラグラして不安を感じることがありますが、電動だとそれもないので安心感があります
これまではインフレーターとCo2ボンベを持ち歩いてましたが、やめてこれ1つに絞りました。信頼性が不明なので冗長性が欲しいところですが、そもそも最近のチューブレスタイヤの場合はパンクしにくいですしまぁなんとかなるんじゃないかな
- インフレーター+Co2ボンベ=213g
- 電動ポンプのみ=132g
トータル80gほど軽くなりました。携帯ポンプと違ってコンパクトで収納場所の自由度が上がるのも良いです
気圧はわからないので、別途エアゲージがあった方が良いかも。Cycplusから気圧表示が付いてるのが出るので、本命はあれでしょう
革命 is 何?
今まで、携帯ポンプやCo2はパンク修理の際に使うエマージェンシーキットでした。パンクして初めて存在感が出る。なんなら持ってなくても問題なし。パンクしなければ、当たらなければどうということはないのだ!
しかし、電動ポンプはライドの主役を張りますね。路面コンディションによって空気圧を簡単に変更できるので、路面が悪ければ下げ、良くなれば上げる。空気圧の設定に妥協が不要
電動ポンプのメリットが生きるのは自走のグラベル/MTBライド
自宅周辺にフィールドが無く、ある程度走ったところから未舗装が登場するケース。スタート地点までは空気圧を高めにし、未舗装区間は下げ、オフロードライドが終わって舗装を走って帰るときはまた上げる
これでルートセットの自由度がぐっと上がります。この自由度を高く設定できる点が革命的と思う所以です。また「走り行きたいけど舗装かったるいな…」という心理的ハードルを下げることができるのも大きい。中途半端に高い空気圧でオフロードに突っ込んでタイヤ滑って、その日のライドのテンションが下がりっぱなし、こういうのも無くなる
もちろん携帯ポンプでやっても良いんだけど、手が疲れるし時間も掛かる。MTBにおけるドロッパーシートポストのようなものですね。今までのシートポストでは上り下りのたびに立ち止まって調整する人なんかいなかったわけです。乗りながら手元でサドル高を変えられるドロッパーシートポストのおかげで頻繁に調整できるようになりました
ロードバイクライドの場合はパンク以外での出番がないので、普通の便利グッズかな(笑)
個人的にはシクロクロスの荷物がひとつ減らせるのがありがたいです
まとめ
電動ポンプは革命です
オフロードライドでは妥協が必要だった空気圧設定がシーンに合わせて簡単に調整できるようになります。自走でルートを組む際の自由度が上がりますし、走りに出る心理的ハードルも下がる
今回購入した電動ポンプは空気圧が見れないので、エアゲージ内蔵タイプが最終的な解だと思いますが、このタイプでも十分メリットを感じられました
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