先日行われた稲城クロスのコース整備ボランティアに参加してきた
毎年行われる稲城クロスのコース、夏場は草がボーボーで、だいたい直前にコース上の草刈りが行われる。こういう整備って、なんとなく「誰かが機械でがーってやってるんでしょ」と思ってた
その整備(草刈り)ちょっとしたきっかけで参加したんだが、思った以上にアナログで手作業ばっかりだったし、しかしこれがめちゃくちゃ楽しかった
日時
2022年9月23日㊗、25日㊐
9時~15時
自分は23日の方に参加
人数
10名ほど
使ったもの
ホンダの刈払機×1
マキタの草刈り機×6台くらい
レーキ、立鎌×10本くらい
作業はシンプルで、草刈り機舞台がコースのラインに沿って草を刈っていき、レーキ/立鎌部隊が残った草を処理するだけ。これは野良作業!と思いながらもやってみると案外楽しい
これがどう楽しいかというと…
コースに詳しくなる
ここは根っこが…とか、ここは意外と奥が狭い…とか、とか思いながら作業するので、コースへの理解度が深まる。間違いなく今までより速く走れるようになる(知らんけど)
レースへ愛着が湧く
整備に参加すると愛着がすごい湧く。「俺がスムーズなラインを作ってやるからな!」という気持ちで作業に力が入る。入りまくる。翌日腰がダメになるくらいに
いままで稲城はボコボコダメコースとか言って申し訳ありませんでした…。もうこのコースのことを悪く言えないよ…
筋トレになる
完全農作業なので足腰バキバキです。ジムに通うより何倍も良いw
シクロクロッサーは草刈りで身体を鍛えるべき
自然の力を実感出来る
手強いイネ科の植物、さらに手強いツル科の植物、立ちあがる青い草の匂い、刈り取って住処を奪われ顔を出す虫たち、、、虫たちを狙ってやってくるカラス…。傍からは川原の何気ない風景に見えるかもしれないが、やってる方は色々インフォメーションが入って来て、作業中も飽きることがない。自分がメソポタミアの農奴エコシステムの一部だと実感する。
シクロクロッサーとの語らい
参加してるのは全員シクロクロッサーなので、当然話すことはシクロクロスのこと。今年話題になったレギュレーション変更やら、機材やら、練習方法やら、、、話は終わらない。
青空弁当がやたら旨い
ボランティアではあるが、水と弁当は主催者から提供いただいた。もうこれがやたらと旨い!外で飯食うなんてそもそもレアだし、疲れてるからなんでも旨く感じるし(もちろん本当に旨かった)、おっさんシクロクロストークがおまけで付いてくるんだもん、まずく感じるはずがない
というわけで、めちゃくちゃ面白いイベントだった!知名度の問題か、今一つ人数が集まらないときがあるらしい。えー、マジで楽しいからみんな草刈りに参加しよう!
どこかに通じてる大道を僕は步いてゐるのぢやない
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出來る
道は僕のふみしだいて來た足あとだ
だから
道の最端にいつでも僕は立つてゐる
何といふ曲りくねり
迷ひまよつた道だらう
(高村光太郎)
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