中華カセット第三弾
購入の経緯
手持ちカセットの摩耗
今まで使っていた中華カセット11-50tの摩耗が激しくなってきた。非常に軽量で気に入っていたのだが、ロー側4枚がアルミの削り出しで、割とすぐ痛んでしまった。今は歯が1つ飛んだりして形も丸くなってきている。摩耗したとは言え、ローから1枚落とすときに上手くいかないくらいで、あとはちゃんと変速するのはなかなかと言えるのだが。ちなみに走行距離は1000㎞前後。お世辞にもコスパが良いとは言えない。
シマノもXTR以外はスチール材でカセットを作ってるし、やはりスチールしか勝たん!ということなのか。
12速化出来ない
シマノのMTBコンポーネントは12速に移行し、カセットとの嵌合がマイクロスプラインと呼ばれる専用のものに変わっている。ハブから変更しての12速化も検討したのだが、どうにもこうにもパーツが揃いそうにない。新型コロナウイルスが憎い…
11速スプロケで50tは中華だけ
11速時代のシマノスプロケは11-46tまでしかラインナップしておらず、最大50tまで欲しい場合は中華しか選択肢がない。46tでも登れないこともないのだが、正直50tまでのワイドレンジをいちど味わうともう戻れない。
購入したもの
カセット 11-50t 11速
11-13-15-18-21-24-28-32-36-42-50
ブランド ZTTO
フリー シマノHG
重量 391g(実測)
素材 スチール系
価格 1万円ちょっと
カラー シルバー
素材、構造および重量
素材はスチール。ロー側1枚を除いた10枚部分がモノブロック。この構造は歩留まりが非常に悪いはずなんだがすごいな。ぱっと見は非常に良くできた印象を受ける。
重量は391g(実測)。現行XTR9100のカセットが367g(10-51t)、XT8100が470g(10-51t)なのでなかなかなのでは?
ワンピース構造なので取付はスポッとラクチン。
インプレッション
まぁ何は無くとも変速性能大事。メンテナンススタンドの上での変速も割とスムーズ。ついでに近所のちょっとしたシングルトラックに持ち込んだがそこでも問題なく使えた。前使ってたアルミのやつよりいいかもしれないな。ちなみにRDはシマノSLX(7100系)、チェーンはKMC、シフターは11速時代のSRAM NX…とミックスしている。
耐久性
不明。アルミの倍、2000㎞くらいもってくれるとありがたい。
まとめ
今回は当たりの匂いw
モノブロックで所有している喜び?もあるしソツなく変速してくれる良カセット。これで1万円というのはプライスパフォーマンス相当良いと思う。シマノHGフリーの延命措置に困っている人(自分だ)にはぴったり。
【閑話】
NOVATECから自社ハブ用のマイクロスプライン対応のフリーが発売になってた。えー、それならNOVATECのハブで組めば良かったわ…新しい規格は嫌いじゃないけど、スモールパーツの交換で新規格に対応できるというのは好感持てる。次のホイールはノバテックハブで組もう。
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