東吾妻むかし道MTBライド20241020

東吾妻むかし道MTBライド(以下むかし道)というイベントに参加

東吾妻むかし道MTBライド

過去参加した人はみんな良いと言う。Grinduro!Japanと日程が被って悩んだが、今回はこっち

正直Grinduro!Japanのコースは2023年が最高で、これを今後超えることは出来ないんじゃないかと思うんですよ。思い出は美しいままにしておくのが良いかなと

 

日時

2024年10月20日(日)

天候

晴 最高気温22℃くらい

秋晴れでMTBにはぴったりの天候でした

 

メイン会場

東吾妻町町民体育館

町の立派な施設使えて幸せ

町の体育館が使えるということはつまり行政のバックアップがあるということ。実際、開会の挨拶は町長がやってました

東吾妻町は、人口13,000人弱の群馬県の都市

住民が誇りを持ってくらすまち「東吾妻町」

年間予算は80億円強

 

タイムライン

10月19日(土)

東吾妻むかし道MTBライドの本番は日曜朝7時集合で、結構早い。早起き面倒だったので土曜のうちに水上へ移動し、Grinduro!組のキャンプに混ぜてもらう。色々話が聞けて面白い。今年のGrinduroは”運営は”良かったとのこと。話を聞く限り、思い出を美しいままにしたのは悪くない選択肢だったな、と

15:00 移動開始
17:00 Grinduro!会場到着
22:00 就寝

Grinduro!@水上

 

10月20日(日)

05:30 起床
06:00 出発
07:00 東吾妻町町民体育館到着。受付開始
07:50 ブリーフィング開始
08:30 スタート
14:30 終了

 

メンバとバイク

Marin Rift Zone1
Speciarized EPIC Evo
TREK Supercariber
TREK X-cariber

自分の他にグラベル仲間が4人参加。一人はこのイベントに複数回参加してる

参加者は全部で200名弱。エントリー開始日のお昼には埋まっていたのでなかなかのプラチナチケット

ちなみに参加者の1割くらいがe-MTB。獲得標高が大きめなのでこのイベントにはピッタリのチョイスだと思いました

電動アシストバイクが

あちこちに

いました

 

ルート

東吾妻町内に走るトレイルを走るルート

基本コース距離41㎞、獲得標高1250m
お代わりコース距離11.5km、獲得標高380m(※)

※12時50分までにゴール出来た人はお代わりコースも走ることができる

自分はどっちも走ったので合計距離52.5㎞、獲得標高1630m

詳細は非公開なんだけど、舗装を緩く登ってぎゅーんとオフロードを下るプロフィール

GPXデータの配信はなかった代わりマップの配布はありました。ライダーはそれなりに固まって走るので道迷いはほとんどなし。エイドからの再出発で反対方向に走って呼び止められたのがハイライト(笑)

 

むかし道のここがすごい

確かにこのイベントはすばらしかった

ルートセットが絶妙

おおむね舗装で登ってオフロードで下るルート。上りは激坂登りが無く、いわゆる「脚が終わる」状態になりにくい。MTBライドとしては結構距離があるのだがつい走ってしまった

基本は林間だけど、見晴らしのよいとこも

メンテナンスが完璧

根っこ、倒木はほぼ無し。相当メンテナンスに時間を掛けたのが伺える。オフロードイベントの魅力の9割はルートの出来だと思うので、今回のルートはQOL高いです

なお残り1割は天気

ホスピタリティがすごい

エイド2か所(トイレ、コーラ、スポドリ、お菓子多数、バナナ)。チェックポイントそれ以外に2か所。分かりにくいところには立哨数か所。立て看板多数。スタート/ゴール地点ではけんちん汁が振るまわれ、さらに洗車サービスも。これに関わったボランティアって3桁人数近いんじゃ?エントリーフィーだけでは賄えなさそうなので、かなり観光予算突っ込んでる。以前参加したレインボーライドに近い印象

エイド。コーラがあるのが超嬉しい

豚口蹄疫対策に石灰が敷いてある

信じられないくらいキレイな仮設トレイ(中は写真なし)

ボランティアたくさん

なるほどこれは人気イベントになりますわ

むかし道自体は炭焼きが行われていた頃(大正期?)のインフラなので要は投資不要なレガシーです。AACRのように普段の生活道を圧迫することが少ないから地元からのクレームも少ないでしょう。ライダーのマナーも総じて良い(と個人的には感じた)ので、地元としてはウェルカムなのかも。炊き出しなどで地元の人が集まってる様子はお祭り感が漂ってました

けんちん汁

 

素晴らしい一方ダサい

イベントは楽しんだのにこういうことを言うのはあれですが、全体的にダサかったです。行政がやってるイベント感丸出しというか。町長の開会挨拶、ラミネートした素っ気ないゼッケン、クオリティ高い割に別に欲しくないタオルとトートバッグ。。。Grinduro!と比べるとあまりにあれ。もう少しなんとかなりませんか?別にGrinduro!やバイクロアを目指す必要はないと思うんですけど、さすがにこれはいくらなんでも、と思いました。今参加してる40代、50代のライダーが走れなくなったら終わりなんじゃないかな。ちょっと先行きに危うさを感じます。中の人に伺いたいのですが、参加ライダーの平均年齢、上がってませんか?

 

お祭り感をもっと

別におしゃれになる必要はないと思うんですがもう少し若い人や参加者の家族が集まって楽しめるような仕掛けが欲しいかなと

たとえば町内にある神社の境内を2日間解放していただくとかどうでしょうか

土曜は前夜祭、お神酒振舞って神楽を披露。そのまま境内でキャンプ

日曜はイベント、山走って終わったらみんなでけんちん汁食べる

みたいな。参加者はマレビトであり山から山へ渡り歩いて山の神を鎮めるチカラビトでもある。というファンタジーを参加者と町が上手く共有できればかなり面白い雰囲気(奇祭?)になりそう。これならライダーだけじゃなくて家族も参加できますし、宿泊ならお金も地元にもっと落ちるでしょう。なにより神事とスポーツは相性が良いですしね!

これなら広告代理店とかを入れなくて良いし、ダサくても(いやむしろダサいほど)盛り上がると思うんですよ、いかがですか中澤町長!

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