しんちパンプトラックの翌日は、サイクルボールのふくいちにチャレンジしてきた。
tour-de-nippon.jp
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仕組みとしてはいわゆる「ロゲイニング」イベント。スマホにインストールしたアプリを使い、設定されているチェックポイントを全部回ると完走認定を貰える。アプリにはナビ機能があるのでいちいちGarminにマップを入れておく必要がない。
飯坂温泉観光協会を起点に、朝7時スタート17時半ゴール。コースはタフだけどなかなか楽しめた。前日のパンプトラック頑張りすぎてスタート時点で全員脚がパンパン…
浄土平の荒涼とした美しさも素晴らしかったけど、後半のなんてことない農道を繋いだルートがとにかく良かった。 「福島、案外良くない?」「ここ、オススメなんですよ」というルートセッターの声が聞こえてくるようだ。
途中パンクで立ち往生。これで1時間半ロスしてしまった。地元のおじさんに補修用品を恵んでいただきました。感謝感謝。サイクルボールに参加していると思しきライダーが結構横を走っていったけど、誰も話しかけてくれなくてみんな冷たい。まぁおじさんがひとり道で佇んでても面白くもなんともないからねw
奇観の浄土平までの登りがかなりキツい。登りってことで富士ヒルみたいのを想定してたが、どちらかというとあざみラインに近かった。つまりめちゃくちゃキツかった。。。
当日少し降られた雨で濡れたことと登りで踏ん張りすぎ、珍しく股ずれが。シャモアクリーム必要だったかな。
Withコロナってことで、普段のロング用の装備とは別にマスクを数枚ジップロックに入れて持って行った。掛けっぱなしだと苦しいし、チェックポイントですぐ着けると汗でぐちゃぐちゃになるので、予備があった方が良い。
ゴール後は飯坂温泉の鯖湖湯で汗を流す。ここがレトロで観光した感強し(熱湯で死ぬかと思ったけど)
飯坂温泉なんて昭和の温泉街、オワコンだと思ってた。でもレトロフィーチャーなカフェがあったり、発見がいろいろとあった。「とりあえず来させる」というのも割と大事なんだ。
サイクルボールは今回はじめてだけど、サイクルツーリズムのプリミティブな楽しみがある!タイムアタックしても良いし寄り道して美味いもん食べても良い。一人でも良いしみんなでも良い。とにかく自由。もちろんルートは決まってるし自由という言い方は違うのかもしれないけど「自由を感じる」。アプリでのナビや短めの距離設定も取っつきやすい。実は楽しいロングのルートを引けるってのはひとつの才能だと思うので、その才能をおすそ分けしてもらえるってのは貴重。
こういう非コンペティションイベントは今の時代にマッチしている気がする。できれば変なルールを追加せずに自由な雰囲気をキープしてほしい。やったことないけど、ブルベってはじめはこういう「旅する自転車」イベントだったんだろうと思う。今はライト3灯とか反射ベストとかコマ図とか、いろいろルールがあって面倒そうだ。そういう面倒そうなところは無しにしてほしい。
もちろんブルベのルール厳格化の背景には、無茶するライダーやトラブルがあってのことだと思う。参加者が無茶したりトラブルを起こしたりすれば、当然ガチガチにルール化され、旅の本質から遠ざかっていってしまう気がする。そういう意味ではまぁ参加してる僕らのモラルが問われていると言えるかな。
サイクルボール、車で行ける範囲だと、かすいち、伊豆いち、ハマイチ、富士いちの4つが残ってる。とりわけ伊豆いちがキツイんだよな~。でもメンバーが集まるようならチャレンジしてみたい。
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