パンプトラックはいいぞ！
オープンのニュースを見てからずっと行きたかった「しんちパンプトラック」。今年のお盆は車の出が少なく渋滞しないんじゃないかと思い、思い切って行ってきた。
www.shinchi-town.jp
2014(平成26)年に「被災した沿岸部にパンクトラックを新設してはどうか」という提案がありました。
町では、町民の健康と福祉の増進だけでなく、被災した移転元地でのにぎわいの創出や地域間交流の促進にも役立つ施設と考え、場所や整備の方法、施設の規模と内容などさまざまな検討を進めてきました。
そして、2019(平成31)年4月に、スポーツ振興くじの助成金を受けることが決定し、同年夏から建設に入りました。
津波被害に遭ったところを整備してできた新しいエリアみたいだ。近くに「復興フラッグ」がある。津波被害のあったエリアはもう人が住めないし、こうやって公園にするのは良い考えかもしれない。近くにはキャンプ場もあって見晴らしも良い。痛ましい記憶が残る場所ではあるけど、こうやってまたポジティブに人が集まれるようになったのは人の強さの表れではないかな、と自分の実家も津波エリアの割と近くなので感傷にふけったり。
設計はVelosolutions
プロのパンプトラック/トレイル設計企業。レッドブルの大会があった北海道赤井川のパンプトラックもここが手掛けたみたい。
https://velosolutions.com/en/
webサイトかっこよすぎでしょ！
コースは
キッズエリア
メインエリア(300m)
ジャンプエリア
の３つ
料金は大人1時間750円(町外)
安いよね～。この辺は助成金が入ってるが故だな。ちゃんと写真を撮って利用カードを作ってくれるのだけど、当日発行できないシステム。これは受取りでもう1回来いというトラップですねw
施設についても自販機、トイレ、カフェと一通りそろっている。
レンタル車はヨツバサイクル(20～26まで)。レンタル車を使っている人を結構見かけたので、福島/仙台エリアのBMXシーンはまだまだこれからなのかなぁという感じ。でもみんな目をキラッキラに輝かせて走ってたので間違いなく未来は明るいと思う！年齢層もキッズからおっさんまでまんべんなく走ってる。ひとり抜群に上手いシクロクロッサーがいてびびった。BMXライダーとほぼ同じスピードでがっつり攻めてて思わずガン見。東北シクロクロスシーンで名のあるライダーなのだろうか。。。。
BMXは機材が安価なこともあってMTBより若い層が多い。MTBは自分も含めて年寄りばっかりで将来が不安になる。SDA王滝なんか参加者の平均年齢が毎年1歳づつ上がってるんじゃないか…？
話は戻って「しんちパンプトラック」。すごいここ！過去走ったことのあるパンプトラックが全てちゃちく感じてしまった。最高すぎる！これ近くにあったら毎週通うわ～！
【特徴】
コース巾が広くコースアウトする心配が無い
アスファルト舗装でバチバチにグリップが効く！
スピードが乗れば乗るほど面白い。バンクで踏ん張ると膝がおかしくなるくらい
(首都圏と比べたら)人が少なく、順番待ちや接触が少ない
海沿いのため終始風が吹いていてカラっと快適
ローカルライダーの雰囲気も和気あいあいとしてて良い
安全、快感、快適！つまり最高！
メインのルートは1周1分弱掛かるのだけど、1周で太もも、尻、ふくらはぎがパンパンになる。超高速スクワットを1分やり続けるイメージ。さらにバンクでは遠心力が掛かるので重りを背負っての高速スクワットに変化。バンクを走るトラックバイクと同じで、1回走ったらしっかりレスト入れないと無理。
アスファルト舗装のためにグリップが抜群に良く、スリップする感じは全くなかった。かなり安心して攻められるんじゃないかな。アスファルトはダートと違ってメンテナンスに手間が掛からないのも良いと思う。
2時間ほどで体中のエネルギーを使い果たしヘロヘロ。翌日は大臀筋、大腿四頭筋、腹筋がバキバキ…。腹筋が筋肉痛になるのはちょっと意外だった。正しく乗れてない？それともハンドルの引き付けで思ったより使うのかな？
はぁまた行きたい…次はいつ行こうか…もうすでにパンプトラックロスだよ…
キャンプ道具持ち込んで泊まり込みで行きたいなぁ…
ちなみにその日は飯坂温泉へ泊まり、翌日ふくいちをやりましたとさ
コメント