#ArakawaOutbackの中の人からお誘いを受け、正月の荒川の河川敷を走ってきた
日時
2024年1月4日(木)
天候
晴、最高13度
メンバ
#ArakawaOutbackの中の人が声を掛けた10数名。自分はバイクロア13グラベルビターのリーダーを通じて中の人と知り合い、走り初めに声を掛けていただいた
メンバーの10数名からただよう雰囲気は完全に上級者のそれ
グラベルビターもそうだったんだけど、ここのライドはかなり「静か」。余計なことをあまり話さない。たぶん、みんな達人なのでバーバルなコミュニケーションが不要なんだろう
バイク
先日組みあがった中華チタンモンスターグラベルで参加
アッセンブルはこんな感じ
フレーム | COMEPLAY製 中華チタンオリジナルモンスターグラベル |
フォーク | BXT 29インチカーボンフォーク 15*110㎜ |
ホイール | 手組(ハブシマノXT、リム中華カーボン、32H) |
クランクセット | シマノSLX |
パワーメーター | Sygeii |
チェンリング | 中華 38t |
グループセット | microSHIFT SWORD 10速 |
カセット | microSHIFT 10速 11-48t |
ブレーキキャリパー | Growtac Equal |
ブレーキローター | F:シマノ180㎜、R:中華160㎜ |
タイヤ | コンチネンタルテラハードパック700*50C |
ドロッパーシートポスト | KINDSHOCK exa900i 30.9㎜ 内装 125㎜ |
サドル | DMR Oioi |
ステム | GIANT OD2 70㎜ |
ハンドルバー | デイズナ バンディー2(LL) |
ペダル | シマノXTR ショートスピンドル |
ボトルケージ | ボントレガー バットケージ |
ボトル | ELITE Fly 950ml |
フレームバッグ | オベハネグラ スーパーウエッジバッグ(S) |
タイヤは先日換装したコンチネンタルのテラハードパック700*50C。舗装は素晴らしく走るが、浮き砂利やウェットが苦手。この日もなんてことない未舗装のカーブでコケた
バッグはオベハネグラのスーパーウェッジバッグ(サイズS)。3.5Lの容量にウィンドブレーカーがガバっと入れられて便利
ほかの参加者のバイクはいろいろだったけど、チタン率が4台だったかな?割と多いように感じた
ルート
約100㎞の河川敷を縦横に走るルート
この日は秋ヶ瀬をスタートして熊谷まで行って戻ってきた
荒川の河川敷というと、江戸川や葛西あたりの、割と一般的な河川敷をイメージする人が多いと思うが、自分も知らなかったのだが上流は川幅(堤防と堤防の間の距離)がくっそ広い
当事務所の管理区間に係る荒川の川幅は平均で約1.5km、最も広い箇所では約2.5kmにも及ぶことから、都市域である河川としては稀有な、非常に広大な河川敷を有しています。
んで、この河川敷はかなりのエリアが畑として使われている。中には軽トラや農機具が走れるような砂利道(一部舗装)が張り巡らされている。北上していくと「ここはどこのヨーロッパだ?」と思うような風景が。グラベル=山岳林道というイメージを持つ神奈川県民にはおどろきの景色だ
面白いんだけどなかなかメディアに登場しないのは、私道が含まれている可能性があるからなんだろうな
この日は荒川名物の北風が吹き荒れ、前半は向かい風。後半折り返して追い風になってもペースは落ちず、結構タフ。しかし相変わらずめちゃくちゃ面白かったので一片の悔いはない
動画
ヨーロッパぽい、という表現は少しは伝わるだろうか
サイクリングとマッチョイズム
このライドは自分が参加したライドでも指折り硬派で、この精神はマッチョによるものだと思う。中の人が「セレクションの先でしか体験できないことがある」って言ってたので、この理解で割と合ってるはず
近年、テクノロジーの力によってどのスポーツも老若男女に開かれたものとなった。ゴムと皮とアルミが主流だった登山は、ゴアテックスとナイロンとカーボンによって多くの人が楽しむホビーとなった
自転車もそうで、カーボンフレーム、油圧ブレーキ、チューブレスタイヤ、エアロフレームなどにより、以前よりもフィジカル面でのハードルは低くなってきている
一方で、サイクルスポーツには依然としてマッチョな側面も色濃く残っている。エロイカなんかはそうだろう。e-bikeに対するスポーツサイクリストの忌避感にもそういうものが含まれているかも。この日のライドもそういう精神性が確かにあった
マッチョとはつまり「誰が一番つぇぇのよ」を確認することなわけで。この日の僕らは、誰が一番ドラミングが大きく・長くできるか競うゴリラだったわけ
これは男性のDNAに書き込まれたアルゴリズムなので、誰もそれからは逃れられない。
自分の野生と向き合う。これもまたこのライドの魅力の一部ではないかと思う
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