横浜のトレイルアドベンチャーに行ってきた。
(行ったのはだいぶん前だけど、コロナ休業していたので記事にしてなかった)
横浜トレイルアドベンチャー
trailadventure.jp
快適で気持ちいい。
多目的フロートレイル誕生。
初心者大歓迎です!
トレイルアドベンチャーは、MTBツーリズムを推奨するスイスのアレグラ社と自然共生型アウトドアパーク、フォレストアドベンチャーのコラボレーションから生まれました。
気持ちいい森を体験するツールであると同時に、森林を再生するきっかけを作る自然共生型アウトドアパーク第2弾です! レッスンやレンタルも備え、トレイルランニングやマウンテンバイクの練習フィールドに最適な新しいタイプのトレイルを目指しています。
神奈川の有料トレイルというと、小田原のフォレストバイクが有名。近所だと(東京だけど)稲城にもスマイルバイクパークがある。新しくトレイル(パーク?)が増えるのはありがたい。しかもここは家から自走で行けるくらいの距離!
MTBで自走はかなり疲れるので、シクロクロスバイクで行ってみることにした。
ロケーションはズーラシアの隣
横浜ズーラシアの隣の丘にある。もともと「里山ガーデン」という公園で、昨年この中に「フォレストアドベンチャー・よこはま」というアスレチック施設が出来た。「トレイルアドベンチャー」はこのフォレストアドベンチャー内の新施設。横浜市内にしては緑の多いエリアでちょっとしたピクニック気分が味わえる。
料金は3時間2500円。
使用料金は3時間で2500円。比較対象となるスマイルバイクパークは1日3000円(3時間2000円)。フォレストバイクは1日3000円。他よりちょっと高いかな。自分は自走で行けるのでパークまでの交通費が一切かからない。そこまで考えれば割安。
レンタル車はセミファットのスチールハードテール
初心者向けにレンタル車も用意。ちょっと自信無いけどKONAのUnit-Xってやつかな?お値段は2300円(e-MTBは3800円)
www.konaworld.jp
タイヤが太いのでスピードも出すぎないしコントロールしやすそう。
コースは3本
緑:初心者
青:初級者/中級車
赤:上級者
フロートレイルってことなので、いわゆるパチパチに固めて凸凹を極力失くしたコース。根っこや石が無いのでかなり走りやすい。どのコースも登って下って数分ほど。
好天の午後に行ったのだが、日陰は結構濡れていた。赤土なので濡れるとかなりスリッピー。緑(初心者)と赤(上級者)は濡れてる比率が高く、シクロクロスではかなり辛い(ばっちり1回転んだw)。青(中級者)は日向で路面も乾いてて結構走りやすい。スピードも割と出るので十分「ヒャッハー」感ある。ただ、短いのもあってちょっと飽きてしまった。「これはシクロクロスの練習なんだ」って言い聞かせながら走った。
コースは森の中にある。広場にキャンプチェアが置いてあったりして雰囲気はかなり良い。家族連れで来てパパと子供は走り、ママは寝椅子で見学、みたいなのを想定してるんだろうな。この辺はとてもフレンドリーで好印象。
トイレが結構遠く、園内は自転車に乗ることが禁止されているのでちょっとストレス。ドリンクはクーラーボックスに入れたものをスタッフが売ってくれてるので助かる。フードは売ってないので補給食は多少持ち込むと良いかも。
働いているスタッフはたぶん「フォレストアドベンチャー・よこはま」の方だと思う。トレイルアドベンチャー自体は後述の通りフランチャイズなのもあり、スタッフがMTBに精通しているようには見えなかった。もちろん初心者講習が出来るくらいはちゃんと乗れると思うけど。トレイルは生き物なのでメンテナンス(土方仕事)をしないとどうしても荒れちゃう。その辺が現有スタッフで賄えるか、若干心配ではある。
コースの難易度はそこまでではないので、社会人サークルで「なんか新しいアクティビティやってみようよ!」「MTBとか良くね?」みたいなノリでチャレンジするのにちょうど良いかも。
逆に言うと、MTBやってる人の練習にはちょっと物足りない。これならフォレストバイクかSBP行くかな。グラベルやシクロクロスバイクだとタイヤが細いので難易度が相当上がる。そういう縛りプレイしても良いけど、距離が短いからどうしても飽きが来てしまう。それにシクロクロスは近くに走れる場所があるしねぇ。
贅沢を言えばパンプトラックがあったらなぁ。。。
ちなみに行った日はちょうど試乗会をやってて、MiyataとTREKのE-MTBが試乗できるようになっていた。乗せていただいたのだけどSPDシューズを履いて行ったのもあり、フラットペダル装着のバイクはいまひとつしっかり走れず。。。せっかくの機会だったのに残念。
長くおじさんのスポーツだったボルダリングが、秋葉原B-Pumpオープンで初心者の間口を広げてユーザーがぐっと増えたように、ここも初心者の間口を広げる役割を果たしてくれるかもしれない。
そういや、電動トライアルバイクというのか、ちょっとおもしろい乗り物があった。これはちょっと乗ってみたい。
【参考】スイスアレグラ社のサイト
www.allegra-tourismus.com
スイスのアレグラ社、調べてみるとMTBに特化した観光コンサル会社みたいだ。コースの設計、施工、料金設定、マーケティングのノウハウを観光地にフランチャイズするビジネスということだろう。海外のトレイルってこういう会社がちゃんと入ってやってるんだろうね。
ヨーロッパはMTBer人口も多いし、スキーや登山に代わる高地スポーツとしてMTBに注目が集まっているという背景があるのかな?
e-MTBが多くのユーザーを取り込んでいるのも後押ししているのかもしれない。レジャー、スポーツ産業も当然新型コロナウイルス流行の影響を受けている。今後は自家用車で移動する、アウトドアで遊ぶ、人口密度を上げない、そういう遊びが好まれるわけで、その条件にMTBはぴったりだしね。
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