MTBとグラベル用にKABUTOのFM-Xを購入してちょうど2年経過しました。ヘルメットは安全のためにも2年周期で更新したいところ。FM-Xは良いヘルメットですが、被りが浅く、もう少ししっかりしたものが欲しいです。メインバイクがMarin Rift Zoneになって、ライドも以前よりハード目になっています
買ったもの
オークリーのDRT3 トレイルってモデルにしました。オークリーがヘルメットを出したのは2018年と比較的最近ですが、試着の印象が良かったので買ってみました
メーカー | OAKLEY |
モデル | DRT3 トレイル |
カラー | グロスブラック/ギャラクシーFP |
サイズ | アジアンフィット S(52-56㎝) |
価格 | ¥14,300(込) |
購入先 | Y’sロード |
デザイン
ヘルメットバッグが付属するのはありがたいですね
シェルはコロンと丸っこい形状です。あまり自転車らしくないというか、ちょっとスノースポーツ用っぽいです。バイザーはがっつり上がりますのでゴーグルユースにもOK
サイズはS、バイザーにでっかく旧ロゴが入っています。カラーはラメが入ったグレー。全6色展開ですが、旧ロゴが入ってるのはこのカラーだけ
固定は一般的なラチェットバックル。後頭部のOのロゴの入ったパーツはゴーグルストッパーかな?
そのほかの仕様
- アジアンフィット
- MIPS
- 汗止めのシリコンパッド
- 大型の可動式バイザー
- メガネ曇り止めのエアインテーク
FM-Xと比べると後頭部、側頭部をしっかりカバーしていることが分かります
トレイル用のヘルメットとしての必要な機能は一通り入ってるのではないでしょうか
重量
実測367g。今まで使っていたFM-X(280g)より90gほど重くなりました
インプレッション
3時間ほどのグラベルライド、パンプトラックで使用。快晴で気温は23度ほど
汗止めのシリコンパッドが優秀。長い登りで下を向くと額を伝ってサングラスの内側に汗が落ちてしまうことがありますが、DRT3はそれが全くありませんでした。額には汗を感じますが、全部こめかみに落ちていきます。サングラスが汗で汚れると視界が悪くなるのでこれは良いです。ちなみに普通のスポンジパッドも付属しており、交換が可能です
サングラスの曇り止め用のエアインテークの効果は…良く分かりません(笑)
冬場になればわかるかも
フィット感は良好。さすがアジアンフィット。試着だとS、Mどっちでも行けそうな感じでしたが、ピッタリ目のSにしました。Sだと後頭部のラチェットは3クリックくらいで固定されます。3時間のライドでは違和感などは出ませんでしたが、ヘルメットを被ったまま補給食を食べると、こめかみとシェルが当たりました。SDA王滝のように走りながら補給を取るマラソン向きではなさそうです
シングルトラックやパンプトラックの使用でもズレはありませんでした。バイザーも勝手に動くことはありません。半キャップというよりもジェットヘルに近いかぶり心地で重さを感じません
あとは見た目良いですね。バイザーに入った旧ロゴは1993年まで使われていたもので、ヤングタイマー(1980~2000年頃)トレンドに合わせてます。この辺の感度の高さはオークリーの面目躍如といった感じです
ライバル
- FOX スピードフレーム
- トロイリーデザインズ FLOWLINE
- MET ROAM MIPS
あたりがライバルでしょうか。FOXとトロイリーはレースの定番、METはやや大人なトレイルライドの雰囲気。オークリーはもう少しPOPでストリートっぽさがあるような気がします
まとめ
アジアンフィット、後頭部/側頭部をしっかり守る帽体、MIPS、汗止めシリコンパッド、ヤングタイマーな旧ロゴと隙がありません。これで1万5千円アンダーは高コスパ。オークリーが自転車用ヘルメットを出てまだ10年経ってませんが、良く研究している印象を受けました。MTBトレイルライド、パンプトラック、グラベルライドでガシガシ使って行こうと思います
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