国内800店舗、世界では2000店舗超を数える世界有数のSPA、ユニクロだが、わずか10店舗(2022年5月現在)でのみ行われている「マイユニクロ」というサービスがある。オリジナルの刺繍やプリントを商品に施してくれるものだ。興味があったので試してみた。
【追記】
マイユニクロは、刺繍やリペアサービスを行う「RE.UNIQLO STUDIO」に変更され、プリント系サービスはオンラインでオーダーできる「UTime!」として継続される模様
www.uniqlo.com
デザインを用意する
マイユニクロではテンプレートなども用意してあるが、やはり自分で気に入ったのを作りたい。でもデザイン力には全く自信が…なので買うことにした。海外のデザイン販売サイト「Design Bundles」を利用。”gravel”とか”bike”とかで検索すると色々出てくるので、気に入ったやつを購入する。
グラベルバイクをモチーフにしたやつを購入。フレアハンドルが分かってる感強し!値段は522円。支払いはペイパル。
購入したデータは、ベクター形式でダウンロード出来る。
その後、Inkscapeというフリーソフトで好みに修正し、A4サイズに拡大印刷。これで準備完了
UNIQLOに持ち込む
印刷したデータをマイユニクロの受付カウンターに持ち込む。
その場でスキャナーで取り込み、サイズや色、どの商品にプリントするかなどを相談する。プリントできるカラーはかなり多く、オリジナリティの高いプリントが出来そう。今回は細いラインがあったのでスタッフさんがラバー系プリントをお勧めしてくれた。サイズはだいたい15㎝四方。20㎝四方まではプリント1,000円+加工費500円の合計1,500円。
プリントは、夏場の定番「エアリズムオーバーサイズコットンTシャツ」に。スポーツTシャツは化繊が多くて快適性は高いのだが、どことなく部活感が漂ってしまう。エアリズムオーバーサイズTならそのあたり安心。
「このデータは他者の知財権を侵してないし、公序良俗に反するものでもないですよ」という旨の誓約書にサインし、申込書に記入し、そのままレジで精算して手続き完了。30分くらいで済んだ。
納期
スタッフ「ただいま混み合っておりまして…」
自分「じゃぁ1週間後なら大丈夫ですか?」
スタッフ「なら問題ありません!」
1週間でも十分早いと思います。
掛った費用
シャツ費用 | 1,500円 |
---|---|
プリント費用 | 1,500円 |
デザイン費用 | 522円 |
合計 | 3,522円 |
出来上がり
良い感じに完成!
作って分かったのだが、細かな描写、これだとタイヤのブロックやステムボルトなどは潰れてしまう。もっとシンプルな形状の方がプリント映えしたかもしれない。でも満足。
まとめ
大満足
オリジナルウェアを作るのはこれで6回目か7回目だが、ロットを多くしないといけないのが難点。このマイユニクロだと1枚から作れるので、とりあえずテスト的に少数作りたい、みたいなときにぴったり。ユニクロはショップがあちこちにあって現物を気軽に確認できるのも良い。
その他
売り場にはかなり手の込んだサンプルが置いてあって想像力を掻き立てられた。ユニクロってどうしても没個性的になりがち。そんななかこういう加工サービスをユニクロ自身がやってしまうのは非常に面白い。
コメント