中華製品でこと足りる?足りない?

自転車関連商品、”中華系”で問題無いものってまぁまぁあると思うんですよね。”中華系”って定義はふわっとしてるけど、Aliexpressで売ってるメーカー名良く分からないあれこれのことです

中華系アイテムを色々と試してきて、許容できるラインが見えてきたのでメモがてら残しておきます

 

中華でもOK

ロード/グラベルバイクのフレーム

ロード2本、グラベル1本、MTB1本使ったが不満は無い。ただし、下り系MTBはきちんとしたメーカーものが良い(後述)

Carbonda FM936

ICAN A9

Yoeleo R11

カーボンホイール

いまどきカーボンリムはほぼ全部中国製だし問題無し。ロード2本、MTB1本、グラベル1本使ってみたけど何も困らない

Enveは良さそうだけど、Made In USAで50万だしなぁ

 

ロード系ウェア

練習用と割り切るなら問題無い。ブランドものと比べるとクオリティは差がある。特にジッパーと縫製。じゃぁダメかっていうほどのものでもないが。なんだかんだ色や形に流行あるし2~3シーズンで使い捨て

上下中華ジャージでシクロクロス

Rapha買えばリセールが期待できるので、それもありなのかなとは思わないでもないけど、3万で買って1万で売るより5,000円で使い切りの方がトータルコストは安上がり。あとウェアは「売ること前提に大切に扱う」のが難しいアイテムなんですよ。トムソンのステムとかは使っても減耗が少ないわけ。でもウェアはそういうんじゃないから

 

サングラス

ウェア同様問題ない。これも使い捨て。どうせ単価1000円だ

 

少数部品で構成される製品

金属削って/鍛造してポン、みたいなやつね。モジュラー型製品群というか。ステムやハンドルバー、フロントシングルのチェーンリング、シートポスト、ヘッドセットとか

 

消耗品

バーテープ、バルブコア、ケーブル類

やっすいのを頻繁に替えた方がQOL高い

 

使用頻度が低い

マルチツールとか

 

 

とりあえずこの辺は中華でOK

 

中華ではダメ

一方でこの辺はきちんとしたメーカーのを買うようにしてる

安全性に関わるところ

ヘルメットやプロテクター

中国系メーカーは信用してない。怪我とかした際の補償とかに対応してくれるわけないし。「命は金で買う」もんです

 

精度が要求される工具

家で使う工具とか

 

MTB全般

フレーム、サスペンション、ブレーキ、ドロッパーシートポスト、タイヤ、ペダル、ボトルケージに至るまで、MTBはきちんとしたものを使うのが良い、特に下り系。エクストリームな状況では性能に大きく差が出る

Marin Rift Zone Carbon 1

調べた限りでは中国にはMTBパーク/コースが少なく、実地でのR&Dが不十分なのかなって思ってる

ちなみにクロカン系フレームは中華でも大丈夫。東京オリンピックのXC、中国は自国メーカーのバイクで出たくらいだし

SZ-made products shine at Tokyo Olympics_Photo News-Shenzhen Government Online
Shenzhen Government Online

 

変速周り

シマノを買う

伊達に何十年もツール・ド・フランス出場チームに機材提供していないわけですよ

 

ペダルとシューズ

シマノを買う

シマノが良すぎるので中華を選ぶ意味が無い

 

ドリンクボトル

いくつか中華系のボトルを買ったがいまいちで即捨てた。樹脂の厚みとか、水漏れしないネジ部の設計とか、意外とノウハウが必要なんだなと思った記憶

中華ボトル

 

ソフトウェアが重要なやつ

アクションカメラ(要はGopro)とサイクルコンピューター(要はガーミン)

ハードウェアが良くてもソフトウェアがクソだと使えない。手振れ補正なんかはソフトウェアが物を言う

 

こんな感じかな。それ以外のものはケースバイケースで

 

予算がヴィズマ・リース・ア・バイクくらい潤沢なら一級品のみを使うんだけど(5000兆円ください!)

まぁ上手いこと組み合わせてバランスを取ろうかなというところ

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