9月19日(日)
天候晴れ、最高気温29度
午前中は前日通過した台風の影響でムシムシするも、午後からは見事な秋晴れ
本来であればこの日はSDA王滝開催日。しかし、残念ながらコロナの影響もあり今回も延期。これで3回連続延期かな?次年度の春王滝は、住民・参加者・開催者ともにほぼ希望者へのワクチン接種が行われているのではないかと思うのだが、果たして…
話が逸れた。
せっかくならグラベりたいね、ということで箱根方面へ。コンペのことは忘れ、「意識低い系ライド」をテーマにのんびりと。
ルートはざっとこんな感じ。
小田原駅
⇒箱根旧道
⇒グラベル
⇒椿ライン
⇒芦ノ湖
⇒箱根新道
⇒小田原駅
距離約70㎞、獲得標高約1600m。グラベルは全体の15%くらい。舗装路もかなり荒れている部分があって、グラベルバイクにちょうど良い。
バイクの構成は、グラベル/CXバイク4台、ロード2台。合計6人。
ちょっとびっくりしたのは、ロードでもグラベルを走り切ったこと(なおけして楽しいわけではなかった模様)
風景が良かったので、何枚か写真をどうぞ
動画だとこんな感じ
やはりグラベルライドは文句無しに楽しい。皆で話しながら走れる*1し、低強度かつ距離短めでも満足度が高い。そして、マウンテンバイクだと簡単過ぎて退屈なフラットなグラベルが、グラベル/CXバイクだと実に良い案配の難易度になる。機材の限界を下げることで荒れた林道が最高のアドベンチャーになり、楽しめるフィールドが一気に増える。
今の状況では遠出がしにくいし、ハードなライドで怪我リスクが高まることも(出来れば)避けたい。となると近場で緩いアドベンチャーを味わえるグラベルライド、時代の風を捉えているのかもしれない。
以前は「せっかく走るならTSSしっかり稼ぎたい!がっつり走るぞ~!」という感じだったのだが、直近はそういう思いはかなり減っている。実際問題、実走でトレーニングと景色を楽しむグループライドを両立するのはかなり難しい。全員等しく脚が削られるような、脚力レベルが揃っている必要があるが、そういうケースは非常にまれだからだ。
そう思えるようになったのは、Zwiftの影響が非常に大きい。脚力強化という観点から見ればインドアトレーニングでほぼ事足りる。トレーニングはZwiftが受け持ち、週末は友人たちとのんびり流せば良いやと割り切れるようになった。「トレーニングとレクリエーションの分離」とでも言おうか。
トレーニングと考えるとどうしてもルート選定が効率重視になってしまいがち。例えば「ヤビツ×2本からの宮ケ瀬オギノパン」「小山田周回からのゼブラコーヒー」「鹿野山を飽きるまで登ってアナゴ飯」とかね。レクリエーションならルートのバリエーションをもっと増やせる。
メーカー各社のラインナップを見ていても、ピュアロードバイクは現状維持もしくは微減で、グラベルロードやオールロードといった不整地を走ることを前提としたバイクが増えている印象だ。おそらくは、「はじめて買うスポーツサイクルはグラベルバイク」というケースも増えてきているだろう。
これからスポーツサイクルを始めるひと、こういう走り方がメジャーになっていくのだろうか?
ただ、走るルートに関する情報があまりオープンに出来ないところが問題だとは思う…
*1:道交法上は並走は禁止なのは承知しているけど、実際のグラベルライドだと車がほとんど走っていないのでやれちゃう
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