Canyonの新型グラベルバイクがニセコグラベル23’秋に置かれていた模様
6月に海外では先行でスパイショットが出ていたが、日本でのお披露目は初かな?
見た人のポスト
見て分かること
コックピット
一体型ハンドルでケーブル内装。ただし一般的なハンドルステムは使用可能
やや手前に引いた独自のハンドル形状
下ハンのフレアは弱め
フレーム/フォーク
マッチョでD型シェイプ、エアロなフロント三角
フォークもエアロ形状
シートチューブとシートステイの接合部はかなり独自性が高い
ダウンチューブ内にストレージ
Di2バッテリーもダウンチューブ内?
FD取付可能で2×運用可
リア三角は、いわゆる”マイクロサスペンション”は採用されていない⇒スペシャライドのDiverge STRのヒューチャーショックやキャノンデールのTopstoneのキングピンなど。リアを積極的に動かす構造には見えない
シートポスト形状はストレートなタイプで撓らないやつ
拡張性
ダウンチューブ下、トップチューブ上にダボ穴
フォーク横にはダボ穴無し
一体型ハンドルバーにはサイコン取付マウントを確認
まだ不明なこと
最大タイヤクリアランスは分からない。ニセコのバイクに付いてたタイヤはシュワルベのG-one RSかな?40Cくらいに見えるけどどうだろう?
ジオメトリー詳細も全く不明。大きすぎず小さすぎずの普通サイズ?
重量も不明
想像されるバイクの立ち位置
高剛性なレーシングバイクで、グラベル世界戦などシリアスレースをターゲットにしている
ではないだろうか?
判断した理由としては、①専用ハンドルバーを使っているが故の低拡張性がひとつ。サイコン付ければそれで良いという割り切りが感じられる
②路面へのパワー伝達を優先にしていると思われるフレーム設計がもうひとつ。振動吸収性や快適性は二の次にして、とにかくパワーを100%地面に伝えようという設計意図がうかがえる。マイクロサスペンションの不採用や撓らないシートポストがその証左
③フォーク横のダボ穴をオミットして、エアロダイナミクス優先の姿勢が見えるというのがみっつ。①とも関係しているけど、積載性はかなり軽視しているのではないだろうか。間違ってもバイクパッキング用ではない
④Canyonのポートフォリオ最適化という視点がよっつめ。現行GrailとGrizlとの立ち位置があいまいで、メーカーとしてはGrizlとの差別化を図るため、かなりレーシーに寄せるだろうと考えられる
10月にイタリアヴェネト州で開催されるグラベル世界選手権のタイミングでデビューなんじゃないだろうか?
正式発表を待ちたい
閑話
こんだけ堂々と見せびらかしてるのに、国内メディアが取り上げないのはなんだかなぁ…。そこまでスポンサーに忖度する必要ある?
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