富士の裾野に広がる原生林、いわゆる”樹海”にグラベルがあると聞きつけライドしてきた。
日時
2022年9月3日(土)
天候
小雨のち晴れ
最高気温25度くらい
メンバー
今回は9人
Anchor CX6
Cannondale Topstone Carbon
Cannondale Topstone Alloy
Cannondale CAAD13
Canyon Inflite SL
Chaptor2 AO
ICAN X-Gravel
TREK Top Fuel
KONA Major Jake
Top Fuelの方とはお初。SDA王滝に11回出た(!)猛者で、グラベルメインの今回のルート、難易度が低すぎたかも
自分のバイクはInfliteにIRC BOKEN Plusを履かせたグラベル仕様。バッグ類はINVISIBLEのハンドルバーバッグと小さめのサドルバッグのみで身軽に
ウェア
全員で写真を撮ったのだが、とにかくウェアが地味。しかも半数が非バイクジャージ。ここ10年で一気にトレンド変わったよなぁ
自分はグラベル専用ウェアを持っていないのでロードと兼用。
真似したいなと思ったのはハイソックス。グラベルでは下草や落車でのプロテクター代わりにハイソックスを履くのは有効だそうだ。寒い時期ならレギンスもありらしい。ロード用ソックスは短いのが多い(長さにUCI規定がある)ので持ってなかったのだが、今後はグラベル用に買っておこう。これってニッカボッカ+ハイソックスとか、ゲートルや脚絆の現代版だよね
ルート
道の駅富士吉田スタート
→滝沢林道
→→侭下林道
→→→グラベル
→→→→道の駅富士吉田ゴール
樹海で有名な青木ヶ原ではなく、今回は富士吉田/忍野エリア。樹海の中を縦横に走るグラベルをめぐるライド。調査がてらだったこともあり、距離30㎞、獲得標高800mとコンパクト。グラベル率は30%くらい?斜度も全体的に緩めでグラベルもコンディション良く走りやすい。他にもグラベルがあちこちに延びていて、相当長いルートも組めそう。
土質は完全に「ふじてん」のそれ。黒い火山灰質で水はけが良く、雨が降ってもグリップを失いにくい。前日、当日の午前中が雨だったが、あまり大きな水たまりもなく、走りやすかった。
とにかく樹海の中は異世界!鬱蒼と茂る原生林内は、標高が高いためか霧がかかりやすい。木々の間隔もまばらで、下草もあまり生えておらず、簡単に森の中へ入っていける。。。霧で方向感覚を失い、そして振り返ると「ここはどこ?」となるわけか~。今はGPSがあるから特に怖くもないが、昔は相当危ないところだったのでは。
ハイカーが少なく、全体的に走りやすかったのは想定外。富士登山ならやはり5合目以降とか、もう少し標高の高いエリアが賑わうのかな?
途中雨が降ってきて茶屋で休憩。店内に講ののれん(?)がたくさん掛ってて、訊いたら「富士講」と呼ばれる江戸時代に流行った富士山信仰の名残だとか。お金を出し合ってのれん(?)を作り、富士山詣の際に記念として置いていったのだそう。さすが世界遺産、さらっと面白い。
参加したメンバーも「今年一番のライド!」と高評価
季節やルートを変えてまた走りたい
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