十勝”アンパント”グラベル -機材編-

十勝グラベル当日のライドについては前回のエントリーで書いたので、このエントリーでは機材について

十勝 "アンパント"グラベル by Panaracer 20250928
北海道で開催されたグラベルイベント、十勝 "アンパント"グラベルに参加しました。ルートのすばらしさは最高で、過去走ったルートの中でもでも指折りの良さでした!どこまでも広がる空、果てしなく続くシルキーなグラベル、夢のような1日でした百聞は一見...

自分の機材

毎度おなじみの中華チタンモンスターグラベル。いつも通りのアッセンブルで参加してます

箇所 

パーツ 

フレーム 

中華チタンモンスターグラベル 

フォーク 

BXT カーボン 

ヘッドセット 

中華 

ホイール 

中華手組29インチ 

タイヤ 

F:Maxxis ASPEN ST Team Spec 29*2.25 
R:Maxxis ASPEN ST Team Spec 29*2.25 

ハンドルバー 

Ritchey BEACOM COMP 460㎜ 

ステム 

UNO 70㎜ 

バーテープ 

中華バーテープ 

シフター 

R:GRX600 11S 
L:GRX ST-RX810-LA 

RD 

RD-RX-822-SGS 

カセット 

中華11速 11-50 

チェーン 

シマノ11速 

パワーメーター 

X-cadey 

チェーンリング 

中華38t 

シートポスト 

Kindshock 125mm 

その他 

オベハネグラ フレームバッグ 

備忘 空気圧前後1.7~1.8Bar

中華チタンモンスターグラベル

このバイクのコンセプトは、自分が住む神奈川エリアのグラベルを快適に走ることです。ガレた道が多いのでMTB並みの車格に太いタイヤを備え、シングルトラックもあるのでダウンヒルでビビらないよう幅広のハンドルバーと長いストロークのドロッパーシートポストを取り付けています

今回の十勝グラベルはフラットでシルキーなグラベルが多く、どちらかというとコンセプトからは外れてます。が、やや速めとはいえツーリングペースだったためか、普通に走れてしまいました。貢献したのはタイヤとTTバーだと思います。29×2.25インチ(57C×622)という極太タイヤでしたが、XCレースで使うことを前提としているため転がり抵抗が小さく良く走りました。エアボリュームが大きいのでグラベル走りながら手放しで写真撮りまくってもラインは乱れず、それでいて舗装は周りに後れを取らない。『そんな太いタイヤなのになんで第一グループに付いてこれるんですか?』と訊かれたレベル。またTTバーを付けてることで向かい風ではかなりパワーをセーブできました。ちなみにTTバー握ってれば舗装は30㎞/h巡行いけます

もちろん、ハンドルバーは広すぎたし、ドロッパーシートポストはただの重りだったし、フレームもエアロとは無縁の形状で、ベストな機材ではない。でもファンライドならこれで十分。中華チタンモンスターグラベル、アッセンブルが煮詰まって万能感出てきた。円熟の域に到達しつつある

 

ほかの人の機材

ほとんどの人はグラベルバイクでしたけど、ファットバイク、MTBが結構いましたね。特にファットは本州のグラベルイベントより明らかに多い。もしかすると道内からの参加者だったのかも。冬に乗るならファットバイクやスパイクタイヤを履いたMTBが必要なので、そのまま十勝に持ち込んだのかな?

ファットバイクはちょいちょい見かけました

ロードバイクに32Cくらいのタイヤで参加してる人も数名見かけた。締まった路面なので、上半身へのダメージをある程度覚悟できるならありなチョイス。これももしかすると道内参加者かも?

ロードバイクをグラベルに持ち込むの図

シクロクロスはほとんどいなかったですね、1台か2台くらい。北海道でシクロクロスレースやってないしね

ミニベロは見てる範囲ではゲスト参加のブロンプトンGラインだけかな。路面はきれいなので走れなくはないだろうけど、縛りプレイだなぁという感想。ライダーのけんたさんは2023年の白馬Grinduroでもピストで走ってたしこんくらいの縛りが楽しいのかもしれん

ブロンプトンGライン

 

十勝グラベル向きのバイク

十勝の路面はこんな感じ。

  • 上りは短く獲得標高が少ない
  • タイトコーナーはなく、高速傾向
  • 遮蔽物少なく風の影響が大きい
  • 砂利は小さめ&丸めでパンクリスク低い

となると、太いタイヤを履いたロードバイクみたいなやつが良いよね。

フレームは高剛性に、ディープリムと一体型ハンドル。ジオメトリーはスタック低めでハンドル位置を低く下げ、BBハイトは低めで直進安定志向、レーシーなやつです

キャノンデールのスーパーX、キャニオングレイル、スコットアディクトグラベル、サーベロアスペロとかですかね。ゲストのつむりさんが新型グリズル乗ってて、これも今回のライドには良さそうでした。ちなみにダイナモハブが搭載されてるモデルなので、100mileとかのスーパーロングが設定されたら抜群に良さそう

つむりさんが乗ってたグレイル

ちなみにタイヤは40~45cくらいでしなやかなタイプ。コンチネンタルテラスピード、シュワルベジーワンプロRS、パナレーサーならX-1Rとかかな

以上、来年出場を検討されている方のヒントになればって感じです

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