シマノ新型クリートCL-MT001

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30年振りにシマノSPDクリートに新型が出たってニュースが出て、久しぶりにタイムラインがざわつきました

シマノSPDクリート、30年ぶりの革命。踏むだけで装着できる新型「CL-MT001」登場|SHIMANO | Bicycle Club
シマノは、同社が開発したビンディングペダルシステム「SPD」のクリートを約30年ぶりに大幅アップデートし、新型「CL-MT001」を2025年8月29日より発売

動画見ると一目瞭然ですけど、『どんなところからでもクリートキャッチできるよ!クリートだけ変えればペダルは交換する必要ないよ!』というやつです。シューズのデザインから分かる通り、グラビティ系MTB向けですね

  • SM-SH56
  • SM-SH51
  • CL-MT001←New!

せっかくなんでクリートだけ買って試してみました。

CL-MT001

既にあちこちにレビューが上がってますが、クリート先端、後端の形状にC面取りしたようにそぎ落とされています。これがどこからでもキャッチ、に貢献してるんでしょうか

CL-MT001(左)とSM-SH51(右)つま先側

後端部

取り付けてさっそくグラベルライドに持ち込みました。

ご近所グラベルライドでテスト

私はシマノのSPDシステムをずっと使ってるので、既にクリートキャッチ/外すことは無意識に出来てます。なのでかなり意地悪に足を動かさないと良く分からない。。。

確かに以前のものよりクリートキャッチはやりやすくなってます。つま先からは言わずもがな、真上から踏んづけるような動作でもきちんとハマってくれます。ただ、踵からや横からのステップインはできませんでした

腰を上げてガチャ踏みしたり、グラベルの激しめのダウンヒルを攻めても、クリートが意図せず外れることはありませんでした。固定力は問題ないと思います

比べるとなるほど進化を実感できます。じゃぁどこで使うべきかと言うと、やはり動画にある通りダウンヒル/エンデューロなどの下り系でしょう。競技時間は長くても数分、コンマ数秒のタイムロスが命取りです。またレースの特性として、足元が不安定なところで競技が行われるので、ペダルをキャッチできずに走り続ければクラッシュを招きかねません。2,000円でパフォーマンスが上がるならぜひ買いたい。言うてアマチュアの多くはフラペですけどね。自分もダウンヒルはフラペなので、CL-MT001をパノラマ等で使うことはなさそう

シクロクロスは…微妙です。競技時間が30~60分と長く、ペダルのキャッチミスが順位に影響することはゼロではありませんがダウンヒルに比べたらそこまで、という感じ。あとシクロクロッサーみんなペダルキャッチ無意識にできるよね。あ、でもスタートミスはかなり響くので苦手な人は買っても良いかも。ほとんどの人はクリートがすり減ってダメになったらでも良さそう。でもシマノクリートがすり減るのは1,000年に一度天女が岩山に降り立って羽衣で撫でて岩山が無くなるのと同じくらい掛かります…

MTB XCやSDA王滝のようなエンデュランス競技では要らないでしょう。基本ペダルとシューズはハメっぱなしの競技ですし。クリートがすり減ってダメになったら考えても良さそうです。でもシマノクリートがすり減るのは1,000年に一度天女が岩山に降り立って羽衣で岩山をすり減らすくらいの時間が必要です…

ツーリングではまったくもって不要です。1秒2秒が影響するようなことはありません。クリートがすり減ったら検討しても良いんじゃないでしょうか。でもシマノクリートがすり減るのは(以下略)

案外初心者が使うのが良いのかも?ただそれ用にマルチリリースのSH56があるからな…

そう考えると、シマノはかなりニッチなアイテムを出してきたよな~。各所で言われている通り、ダウンヒルカテゴリは今かなり金回りが良いのかもしれません。…つまりSaintのリニューアルも近いってことかも?!

以上CL-MT001を試した話でした

 

 

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