【追記:2024年5月3日に行ってきました】
Velosolutionsのインスタにパンプトラック造成工事のリレー動画が上がってた
場所が“Chiba Japan”となっている。おぉ???
千葉県にパンプトラックが出来るのか!
パンプトラックとは?
パンプトラックというのは、土もしくは舗装の、コブとカーブで構成された周回コース。漕がないで走る、ジャンプしない(することもある)が特徴。大きな面積を必要としないことや、アスファルト敷のタイプはメンテナンスが楽なため、都市部に造成できるのが特徴。近年増えている新しいMTBの遊び方
従来から、都市部の遊び方としては”スケートパーク”があったのだが、ユースカルチャーに寄り過ぎていた感がある。というかスケートパークって、ストリートカルチャーをパークに押し込める、ある種の隔離政策を感じてあまり好きになれない
ともあれ見よこのカッコよさ
パンプトラックのメリット
全年齢が楽しめる
比較的安全ということもあり、ストライダー(ランバイク)エイジからシニアまで、2世代あるいは3世代で楽しめるようになっている。おんしりんバイクパークのオープニングイベントでは、村長だったか市長だったか、結構なおじいちゃんが走ってたw
機材を問わない
スケボーはもちろん、BMX、MTB、ダージャン、シクロクロスまでいける。しんちパンプトラックに行ったときは激上手なシクロクロッサーがいてびびったw
安全で楽しい
パンプトラックはブランコの要領で走るので、スキルとしてはとっつきやすい。また下手なうちはジャンプのような難しいことが出来ないので怪我をしにくい。ダウンヒル系のコースは下手でもスピードが勝手に出て落車しちゃうことが多々あるので、これはメリットして大きいと思う
あと、ブランコが楽しいのと同じ理由でパンプトラックは楽しいんだよね。重力を操ってる感じがたまらない。ブランコと違って景色はものすごいスピードで流れるし、縦にも横にも縦横無尽にGが掛かるのが最高
確実に上達する
バイクのコントロールスキルが、間違いなく短期間で上達する
今年の春にIRJPを走ったときに「おれおっさんだけどちょっと上達したな?」と思ったのだが、間違いなくパンプトラックでのトレーニングが奏功したと思っている
従来のMTBの上達方法というのは、「とにかく山を走る」みたいな野蛮なところがあった。パンプトラックは見通しが良いのでライダーの相互評価がしやすいし、自分の動画を撮って振り返りを行うことも容易だ。20年代におけるMTB上達の近道はパンプトラックにあると言って良いだろう
場所
場所は、リレー動画から察するに千葉市にある千葉公園内、JPFドームの近くと思われる
ストリートビューを確認すると、2024年3月11日まで工事、なる看板が立っているのが分かる
設計はVelosolutions!
Velosolutionsはプロのパンプトラック/トレイル設計企業。レッドブルの大会があった北海道赤井川、福島県新地、山梨県忍野に続いて国内4か所目!
運営は??
一般財団法人 建設経済研究所が発行しているニュースに、千葉市青柳副市長による千葉市の再開発プロジェクトについての記載が確認できる
https://www.rice.or.jp/wp-content/uploads/2022/11/Monthly404.pdf
公園の将来像や再整備の方向性を定めた「千葉公園再整備マスタープラン」10を令和元年に策定し、公園の再整備を進めることとした。(略)自転車やスケートボード等で楽しむ起伏のあるパンプトラックなどを整備するもので、令和6年春のオープンを目指している。
なるほど。市で公園整備しつつ、エンターテインメント色の強い部分は民営主体の運営とするわけね
じゃぁ具体的にはどこの運営?調べると千葉のデベロッパー、拓匠開発というところのようだ
毎日新聞(有料)には拓匠開発が千葉公園にパンプトラックを整備する旨記載がある
市が再開発を行って、デベがそこに魅力あるコンテンツを入れる。デベは将来的な不動産価値の上昇でうま味がある、ってスキームかな?
オープン時期は?
記事では2024年春オープン、とある。待ち遠しい
【追記】
2024/4/26(金)オープンだそうです
料金?
分からん。ただ、市の再開発という大枠から察するに、千葉市民が利用しやすい料金体系になるんじゃないかな
まとめ
オープンしたら絶対行く!
横浜からだとおんしりんパンプトラックが近く、周辺にふじてんや北富士グラベルがあってロケーションは良好。ただ、今年おんしりんに数回通ったんだけど、いまひとつ盛り上がりに欠けるんだよね…。パーク運営に関わってる人には申し訳ないんだけど、あそこの目的は公園整備にお金を使うことにあって人を集めることではないんだろうな、みたいな印象がある。ちょっと排他的なんだよね
コメント