スパークル大分、2022年はWinspaceを使用

ロードバイク

ちょっと前に上げたエントリー「アジア圏の新興バイクメーカーについて」の中で

これからそう遠くない未来、これらのメーカーのどれかが、プロコンチネンタル、もしくはワールドチームに機材提供する可能性はそこそこあるのではないか。(略)
ワールドツアーは一足飛びな気はするが、日本の大きなアマチュアレースで上位入賞、くらいはすぐかもしれない。

なんて書いたら早速実現しそうだ*1
2022年からコンチネンタルチームのスパークル大分がWinspaceを使うようだ。
sparkle-oita.jp

ようだ、というのは本家のwebサイトが更新されていないため*2で、既にSNSでは使用が宣言されている。

 

バイクは、今年2022年からウィンスペースのサポートでWinspace T1500を使用する*3。Twitterのテザー投稿はフレームがちらっとしか写ってないが、スペシャルペイントになるのかな?

www.winspacejp.cc

T1500はWinspaceで唯一UCI Approvalなフレームで、UCI準拠レースではこれしか使えない、とは言えスプリンターメインのチームみたいなのでエアロフレームのT1500はハマりそう。T1500のフレーム重量は1050g(M)、完成車重量は7.3~7.5kgだろうか?UCI規定の6.8kgはちょっと届かなさそう。エアロ系としては標準的な重さだと思うが。

 

国内のコンチネンタルチームはスポンサー集めも大変と想像されるし、メジャーブランドのハイエンドに乗ろうと思うと何かと大変だ。例えばだけど、ケーブルフル内装は本気でメカニックが嫌がると思う(Twitterを見ている範囲ではT1500のケーブル外装仕様に乗っているように見える)。戦闘力の絶対値ももちろん大事だが、比較的安価でメンテナンスしやすく、スモールパーツの入手性が高いものをチョイスするのがプロなんじゃないかと思う。

 

アジアンブランドに対してはまだまだ戦闘力に疑問を感じている人が多いだろうし、国内レースで勝てば相当なブランディングになると思う。とはいえ、Winspaceはスパークル大分の前年の戦績を超えないとフレームの評価が下がるし、スパークル大分は立ち上がったばかりだからなんとしても目立つ成績を残したい。
Winspaceにとってもスパークル大分にとってもタフな1年になるだろう。要注目。

※戦績は気づいたらこのエントリーに足していこうと思う。

【2022年戦績】

日付

名称

カテゴリ

リザルト

選手

3/19、3/20

富士クリテリウムチャンピオンシップ

チャンピオンシップ決勝

7位

沢⽥ 桂太郎

4/17

JCL2022第2戦 宇都宮清原クリテリウム

優勝

沢⽥ 桂太郎

4/16

三菱地所JCLプロロードレースツアー20221 カンセキ真岡芳賀ロードレース

6

孫崎 大樹

5/22

ツアーオブジャパン

第四ステージ

2

沢⽥ 桂太郎

3

黒枝 咲哉

5/27

ツールド熊野

第一ステージ

8

孫崎 大樹

ぜんぜん関係ないけど、スパークル大分の選手紹介ページ、ものすごくやんちゃ。ちょっとホストっぽい。この辺いい子っぽかったり体育会系で面白みのない他のコンチネンタルチームと比べてかなり面白い。ジャージもダーク系だしヒールみがある。Winspaceは新興メーカーで既存の枠にハマらない印象があるし、この2つ以外と相性良いのかも。

*1:スパークル大分はコンチネンタルチームだから参加するのはアマチュアレースではなくUCIレースになるけど

*2:契約の関係だろうか?

*3:2021年はBASSO

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