オリジナルデザインのロードバイクを作ってみた。まぁ例によって中華カーボンに自分でデザインして塗ってもらっただけだけどw
モデルはICANのA9。サイズは52
見た目はこんな感じ
ルックス
ひゅんひゅんした直線基調のデザインはMeridaのReacto系。絵に描いたようなエアロロード。フォークとダウンチューブまでが一体でデザインされているところやドロップシートステイなど、かなり今っぽい風情。そしてやはり目を引くのはケーブル完全内装でしょう。まったくケーブルが露出していないのでどことなく近未来感がある。
カラーリング
MTBで味をしめたので、今回もオリジナルで塗装することに。デザインソフトでそれっぽいのを作って送ったら上手いこと塗ってくれた。イメージは、キャニオンのBlue FadeやAll-cityを意識した、ややレトロなグラデーション。このフレームの前から後ろに掛けて色が変わっていくカラーリング、好きなんですよね。疾走感がある。仕上げはマット。ロゴは前回作ったMTBと同じく「Plover Cycles」にした。フォントはMTBが結構POPだったので今回は大人しめ。60年代のアメ車のロゴとかに使われるようなちょっとレトロなやつ。
塗装はきれいで、塗りムラなどは見当たらない。グラデーションも非常にスムーズ。ぱっと見、中華カーボンと言われないと分からないレベル。届いたのを見ると、キャノンデールの去年のEFカラーっぽさもあるような。
実測重量
フレーム1176g(Rエンド、FD金具、シートポスト固定臼付。メーカー公称値1090g)
フォーク408g(公称410g)
シートポスト270g(公称320g)
一体型ハンドルバー379g(公称未公表)
フレームの公称値は金具類を除いたものだろうから、ほぼ公称通りかな。シートポストが公称より15%も軽いのは、設計が途中で変わったとか?まぁ軽いに若くは無し。海外では超軽量のテストバイクが初期に少数出回ったらしいが、結局壊れてしまったとかなんとか。マスプロメーカーのエアロロードと比べるとちょっと重いのはこの辺にも理由があるのかな。逆に言えば耐久性は高そう。
ちなみに完成車重量は7.3kg(ペダル、ボトルケージ除く)。案外悪くない数字じゃない???
購入場所
今回も前回のMTBと同じくAlibaba。オフィシャルのショッピングサイト経由でも購入できるし、アリエクスプレスでも買える。個人的には、オリジナルの塗装をしたいならAlibaba、そうじゃないならアリエクスプレスが良いんじゃないかと思う。どちらもAlibabaが運営していて消費者保護機能が結構強固。届いた商品に不備があったとか、そういうときに面倒が少ないと思う。
Alibaba
www.alibaba.com
Icanサイト
Aero A9icanjp.com
アリエクスプレス
s.click.aliexpress.com
納期
納品は問い合わせから納品まで1か月半くらい。デザイン面でのやり取りに1週間ほど時間が掛かったので、やろうと思えばもっと早く納品されるはず。
価格
フレーム、フォーク、シートポスト、一体型ハンドルバー、ヘッドセット、コラムスペーサー、予備のディレイラーハンガー、塗装、送料まで入れて〆て10万ちょっと。塗装しなければ8万円前後だろう。完成車のトータルコストは手持ちのパーツを流用したりして23万ほどだった。関係ないけどチーム内では130万円のことを1ヴェンジと言うのが一時期流行った(例「いやー結婚式と新婚旅行で3ヴェンジ吹き飛んじゃいましたw」等)。今回のフレームはたったの0.08ヴェンジ。いやぁお安いwww
その他
製造工程動画がYouTubeにあった。検査の様子なんかかなり興味深い。
その他の候補
Workswell R-268、Hongfu FM339(Avenger R7)も候補だったのだが、今回Icanにしたのは営業マンの対応が良かったから。MTB(Carbonda FM936)のときもそうだったけど、やはり何を買うかより誰から買うかの方が後々を考えると成功する。今回、トラブルがあってパーツ交換したのだが、すぐに対応してくれた。最近はTarmac SL7やEmondaなど、エアロを意識した軽量な総合系フレームがトレンドという感じだが、サーキットエンデューロがメインの自分にはバリバリエアロの方が良いような?まぁこの辺はロングタームで判断したいところ。
コスト
流用パーツを除いて23万ほど。もし流用無しで全部新調すると30万ほどかな。7.3kgのエアロロードは30万じゃ買えないと思うのでお安く上がったとは思う。まぁあれです。なんちゃらなんちゃらで手に入った10万円を使いました。おかしいな、、、それ以上使ってるぞw
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