すくもグラベルまんぷくライド20250809-10

グラベル

グラベル仲間が高知県宿毛市で開催された「すくもグラベルまんぷくライド」に参加して、すげー楽しかったということなので紹介します

 

イベント概要

オフィシャルページ

すくもグラベルまんぷくライド2025supported by Panaracer 申し込みスタート! - 宿毛市
「岡本知高コンサート宿毛公演コンサート」に来場される皆さんへ 《公演情報》 2024年3月7日(木) 18:30開...

エントリーページ(なぜかこっちの方が情報量が多い)

すくもグラベルまんぷくライド2025 supported by Panaracer on Moshicom
2025/8/9・2025/8/10 / 高知県宿毛市山奈町芳奈4024 宿毛市総合運動公園 / 宿毛の「食」と宿毛の「自然」。初心者から上級者まで楽しめるグラベルとロードの2コースをご用意し、全てのサイクリストに特別な体験を提供します。今...

開催地は高知県最西端にある宿毛市。

宿毛市 - Wikipedia

メインスポンサーとしてパナレーサー(リンクは2024年のレポート)

Panaracer Corporation パナレーサー株式会社
自転車用タイヤ・チューブおよびサイクル用品の製造~販売を手がけるPanaracer(パナレーサー)。多彩なラインナップを紹介。

 

タイムライン

<Day1>8月9日㈯

すくもDAY1

距離:58.8㎞
獲得高度:1232m

グラベル仲間の感想

1日目のプレイベントは未舗装率40%くらい、Up/Downとも3-5%の穏やかで整備された林道で気持ちよかった。森が深いのでView pointはあまりないが、10-15kmごとに食べきれないほどの地元のおやつと弁当があり、グラベルが終わったところでドボンポイントで休憩、海が見えたらフォト休憩と、グラベルイベントに求められてるルート設定と走行管理がされてて、楽しいイベントでした。

 

第一回Grinduroにも出たというグラベル好きの市職員が、自分の好きなルートを繋いで、自分が遊ぶポイントを休憩地点にしたそうで、満足度の高いルートに納得。

 

同行者のパンクを修理するPanaracer、エイドでメカトラブルのサポートをするToyo Frameの社長。まさか社長がサポートとは。

 

Day-1の後の前夜祭も楽しい。宮崎から来た方とお話したら幣ブログPlovercycles.comやRide Eat Sleep Repeat!の大ファンだそう

ちなみに前夜祭のメニューがこちら。エントリー費用とは別(6,000円)ですがこれはかなり良くないですか?Grinduro!で3万円払って朝ごはんがリンゴだけとかを思えば

 
 
 
 
 
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<Day2>8月10日㈰

距離:42.2㎞
獲得標高:554m

グラベル仲間の感想

2日目の本番は、未舗装率25%くらい?シングルトラックは気持ち良い。イベントの常で渋滞が発生してしまい、グループ分けなどに配慮してもらえればもっと良かった

 

Day-2はMTBにも乗る宿毛市長が薦めたいグラベル地点を選び、その間を県道、市道で繋いだそうで、去年のGrinduro(みなかみ)みたいな感じ。 

 

また前夜祭には全80人中60人が参加していたため、Day-2は多くの参加者やゲストライダーと友達感覚で話ができたのも良かった。

 

東日本からの参加者。関東から5名、東北から1名、北海道(ニセコ)から2名。他は関西、中四国、九州圏からの参加

 

 

 

イベント写真

だだだ~っと

 

バイク達

Day1前夜祭で幣ブログのファンだと判明したので堂々紹介!MONORALのチタングラベルにWolftooth、WTB、トムソン(かな?)とアメリカンなアッセンブル。関東へお越しの際はお声がけください。ネットには出てこない極上ルートをご案内いたします

こっちはToyo frame社長が作った電動グラベル。フロント100mmのMTBサスに、アダプターを手作りしてUltegraのディスクブレーキをつけてたり、フォークコラムにドロッパーレバーをつけてたり面白いバイク(ユニットはミヤタ?)。ハンドメイドメーカー、プロトタイプが一番面白いまである

西日本ではめったにみかけない千葉拠点のヤナギ。山口のCyclotechイチカワのオーナーバイクだそうです。コンポは10Sのケンタウル、ブレーキはグロータックのディスク、サドルはセライタリアのフェラーリモデル。ヤナギは長い坂を登った後にアシが残る感じが他とは全然違うらしい。ここんちのバイクは乗り手の性癖が出てるこういうアッセンブルが似合う

ちなみに山口県は有名政治家を多く輩出したおかげで未舗装林道が極端に少ないそう。新潟とかもそうだけど土木予算が潤沢なせいおかげ。いや災害時とかは良いんですよ。でもグラベル乗りはちょっと残念という

Cyclotech イチカワ 
山口県下松市のサイクリングショップです。自転車と楽しく遊ぶことを考えるお店です。お気軽にお越しください。

 

アクセス

関東圏からのアクセスに時間が掛かるのはやはりネック。基本は松山空港まで飛んでそこからレンタカーとのこと

 

その他

行政トップが参加するイベントはガチ

やっぱこれなんですよ。中平富宏市長は自転車愛好家市長として有名だそうで、このイベントもDay2のルートセットも関わるほどの熱の入れよう。世の中のサイクリングイベントでここまで行政の長が関わることってないんじゃないかな?

なんだかんだ言って「いかに面白いルートを組むか」がサイクルイベントの核心なわけ。イベント責任者が市長なら面倒な調整が短いワークフローで実現できるのでルートの完成度が上がりやすい

ちなみに、サイクルイベントの開会式で町長/市長が発声するのは良いイベントの目安。自分が過去参加したイベントだと、BeachCross99、東吾妻MTBライドとか。もちろんどっちも良かったです

 

後援がパナレーサーなのはガチ

パナレーサーがバックについてるイベントはガチ。パナレーサーのイベントへの関わりについてはビオレーサーのインタビューが出色です。みんな読みましょう

パナレーサー代表・大和竜一氏インタビュー(前編)/老舗タイヤメーカーを激変させた男 | ビオレーサーメディア
パナレーサー代表・大和竜一氏インタビュー(前編)/老舗タイヤメーカーを激変させた男アジリストシリーズを発表し、グラベルキングの新作をリリースし、イベントのサポートも積極的に行い……と、日本の老舗タイヤメーカーであるパナレーサーはここ数年.....
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パナレーサー代表・大和竜一氏インタビュー(後編)/目指すは「三方よしの世界」アジリストシリーズを発表し、グラベルキングの新作をリリースし、イベントのサポートも積極的に行い……と、日本の老舗タイヤメーカーであるパナレーサーはここ数年、アク.....

 

裏話

裏話①言っていいのか分かんないけど、2026年2月にはグレードアップ版イベントの開催予定。このエリアは冬でも氷点下にならず、藪が枯れてシングルトラックがもっと楽しめる時期で、ハードコア度も上がりそう(?)

裏話②けんた氏の動画によると、来年の「Unbound Gravel」での発表を目指して、複数のプロトタイプタイヤをテスト中だそうで。すくもグラベルに参加したけんた氏には参加者からこのタイヤについてかなり質問が集中してたみたい。700×50Cで600gアンダーである程度転がりに振ったタイヤを頼む!

まとめ

というわけでグラベル仲間がすくもグラベルまんぷくライドに参加したよって話でした。現状、日本国内のグラベルイベントは東日本に集中していて西日本はイベントが少ない。すくもグラベルが西日本エリアを代表するイベントになっていくんでしょうか(既になってるのかも?)

 

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