プレイバイクに乗ってみた(24インチストリートトライアル)

前回までのあらすじ
プレイバイクが欲しい!

プレイバイクを買った!

バイクも無事組み上がったので、公園でトライアルの真似事などをしてみました。バイクを操る難しさと楽しさがめっちゃあります。今回の購入の目的である、MTBスキルアップにも確実に繋がりそうな手応えを感じました。練習に応じてちゃんと上手くなっていきそう。

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Echo Czar 24 inch

しばらく乗って感じたメリットと、デメリット、メモがてら残しておきます。

メリット

ビビらず

サドルが地面から60cmの高さにあり、トップチューブの一番高い箇所でも82cmしかありません。自分の股下がちょうど82cmなのでバイクが正立している時はバイクに股間打ちません。バイクと絡む恐怖感はほぼゼロでかなり思い切って乗れます。ビビるとなかなか上達しないのでこれは大きい。ジャックナイフなんかは29erでは思い切って突っ込めないからね。

疲れず

軽量コンパクトな車体と、トライアルバイク専用のジオメトリーがいい仕事します。29erのMTBと比べて圧倒的に小さいために、わずかな力に反応。楽に操作ができますし、疲れにくいために時間当たりの効率が良い。ECHO TR油圧ブレーキ+180mmローターはMTBとは比較にならないくらいガシッと利きます。MTBで練習するとブレーキ力いっぱい握ってたのが指一本でスっと掛かるので肩や腕が楽です。

精度高く

バイクが小さいのでほんの少しの操作のブレが挙動に反映されますね。たとえばホッピングのような簡単なムーブ、トライアルバイクだと雑にやると左右にブレます。対して29erだとだいたいどんなアクションをしても割とまっすぐ上がります。少しくらいの入力時のブレはバイク側で吸収してくれるってことなんでしょう。ところがトライアルバイクだともろに出てしまう。練習していけば確実に入力の精度を上げることができそう。野球で小さなボールを使って芯に当てる練習をしたり、ビリヤードでコインのような薄いものを弾く練習をしたりするのに近いのかもしれません。

 

んじゃデメリットはというと…。「ドマイナー」「距離走れない」でしょうか

デメリット

ドマイナー

致命的ですね。トライアル人口は極少です。ローラースケート人口より少ないんじゃないか?。直接誰かに教えてもらうことがほぼ不可能。公式のフィールドはほとんどなく、スクールもない、近くに取り扱いのあるショップもない、専門誌も当然なし。頼みの綱はYouTubeです。MTBは斜陽市場だなってずっと思ってましたが、トライアルは日の出すら迎えてませんでした。

距離走れない

こっちもまた致命的。立ち漕ぎしかできない上にギア比が軽いので全然進みません。一漕ぎ(ケイデンス0.5回転)で120cm。ケイデンス80で走って時速11km/hちょっと…。街往くランナーと並走です。タイヤが太いせいか空走距離も短め。歩く方が断然ラクで、自宅から半径2kmくらいが乗れる限界です。走るフィールドを求めてあちこち行くのが難しい。色々やりたいならトランポ必須。何年かに1回はトライアルを普及させようと自転車雑誌で取り上げられたりしますが毎回ぱっとしません。それはこの自走距離の短さが理由なんだと思います。みんな続けられない。

ちなみに乗り心地が悪いのでは?と懸念してましたがそう悪くもなかったです。26インチのフルリジッドMTBに近いかな。2.4インチタイヤと、カーボンハンドルが奏功しているんでしょう。それでも練習すると手首とかふくらはぎとかどこかしらに痛みを感じます。この辺は慣れもあるのかな?当面は土の上とかで練習した方が良いかも。
まぁ、あとは地道に練習です。全然乗らずにメルカリ送りしてしまったりしないよう、モチベーションを維持していかないと。将来的なコンペ参加も考えながらぼちぼちやっていこうかな。

 

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