ドロッパーシートポスト時代の荷物の積載方法

昨今のMTBシーンにおいてはドロッパーシートポスト装備が当たり前になりつつある。
個人的にはドロッパーはとても気に入っていて、以前のノーマルのシートポストにはもう戻れない。それくらい便利だ。次に乗る(=組んでる最中の)フレームは、ケーブル完全内装で、取り外しの際はBBを外さないといけない。しかもプレスフィットタイプのBB92。こうなるとドロッパーつけっぱなしで運用するしかない。

いっこ問題があって、ドロッパーポスト付けてるとサドルバッグが付けられない。
MTBで荷物を運ぶ際は、バックパックかサドルバッグがメインとなるなので、うち1つが使えないのは痛い。バックパックは脊椎パッド代わりに背負うとしても、あまり重量物は詰めたくない。重量のあるものはバイク本体、しかもBBになるべく近いところに載せてマスの集中化を図りたいところだ。
つーわけで、ドロッパーポストがあっても載せられる荷物の運搬方法を調べてみた。
具体的な商品
〇Wolftooth Valais 25 $24.95
Valais 25www.wolftoothcomponents.com
ドロッパーシートポストを付けたままサドルバッグを取り付けられるすぐれもの。半面、シートポストのストロークをけっこう殺してしまうのが難点で、これは足の短い日本人には割とクリティカルな問題

〇Wolftooth B-RADシリーズ $10~
B-RAD Mounting Baseswww.wolftoothcomponents.com
ボトルケージ穴に取りつけて各種アクセサリー取り付けが出来るようにするシステム。組み合わせて自分の目的に叶ったやり方が出来る。MTBではシリアスXCじゃなければ走りながらドリンクを飲むことはめったにないため、ボトル位置が多少ずれても問題ないことを上手く活かしているると思う。

〇Topeak Ninjaポーチマウンテン
http://www.topeak.jp/cage/bag38000.htmlwww.topeak.jp
ボトルの下のデッドスペースを活かしたツールケース
ハードテールなら問題ないが、フルサスなど取り回しの都合で付けられないパターンがある。
自分はこれ持ってるんだけど、ミニツール1つ、CO2ボンベ1本、CO2レギュレーター1個、タイヤレバー2本が収納できた。

〇ゼファール ギズモ ユニバーサル
www.fukaya-nagoya.co.jp
フレームにボトルケージを取り付けられるようにする増設ツール。
ダウンチューブ下に取りつけると、フレームプロテクターを兼ねるような恰好になり案外悪くない。これ使って王滝2回出た。うち1回で振動でボトルが落下するトラブルがあったが、これはどちらかというとボトルケージ側の問題かな?使い勝手の良さに反し、見た目はとってもださい。
【インプレ記事】
behind-the-bar.hateblo.jp

こんなもんだろうか。
上手く活用してスマートにポストサドルバッグ元年を迎えたいw

しかし調べて分かるWolftoothラインナップの豊富さよ。小回りが効き、ライダーの意見を吸い上げる能力が高いってことなんだろうな。ちなみにこのジャンル、中国メーカーは全く振るわない。aliexpress探索しても良さそうなのはほとんど見つかんないね。正確にはWolftoothのコピー品が見つかるんだが、ちょっと載せるのは忍びないので割愛。Wolftoothは先行者利益を今のうちにいっぱい取っておいて欲しい。

今のハードテールではTopeak Ninjaポーチマウンテンを使っているが、次のフレームはフルサス。Wolftooth B-RADシリーズの導入を検討してみようかな。

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相変わらずこいつが来ないと組めないんですがw

コメント

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