ロードバイクで良く見かけるサイコンマウントをグラベルバイクやマウンテンバイクで使うと…
・ハンドルバーバッグを着けた際にバッグとサイコンマウントが干渉する
・枝に引っかかったり落車した際にサイコンが落ちる可能性がある
と何かと不便がある。あと、そもそもオフロードライドではあまり画面を見ない。なるべくバイクに対して飛出しの少ないサイコンの取付が望ましい。最近はグラベルライドも増えてきたので、先日「ゆるふわーくす」のマウントを購入した。
購入したもの
ブランド ゆるふわーくす
品名 ゆるふわーくす サイコン用CATEYE(キャットアイ)アタッチメント
価格 1,400円
ハンドルバーへの取り付けはキャットアイのライトブラケット(別途必要)を流用し、ゆるふわーくす製のアダプターを取り付ける仕組み。
写真の通り、ガーミンマウントはアリエクスプレスとかで良く見かける汎用品。数が出ているもので精度がしっかりしていてガーミンがガタガタしたり、何かの拍子に外れたりしない。ハンドルバーマウントは信頼のキャットアイのを使うので固定は完璧。このふたつを3Dプリンターで作ったアタッチメントが繋いでいる構造。3層構造なのでハンドルから10mmほど上に飛び出てしまうので、エアロ(?)は不利。
取付
ブツは3Dプリンターで作っているようだ。精度もしっかり出ており取付にまったく問題無し。付けた感じも非常にすっきりしていて収まりが良い。ブラケット部はキャットアイなので安心して使用できる
インプレッション
グラベルライドで数回使用。
普通に使えるし満足度高いです。フロントバッグを取り付けていると荷物の出し入れが容易でバリューがぐっと上がる。
手で簡単に外せるので、複数バイクで使いまわすのにも良い。自分はMTBとシクロクロスバイクとグラベルバイクで使いまわしているので、土曜はグラベルで日曜はMTB、みたいなときのストレスが少ない。あとMTBはハンドルバーをちょいちょい交換するので、そういうときに手ですすっと外せるのも楽。
サイコンマウントでハンドルの前に着けているときと比べると数センチ手前に来て、普段よりわずかに下を向かないと画面が見えないのだが、案外このわずかな差が気になった。グラベルだとほんとうにたまにしか画面をみないので問題ないのだが、頻繁にサイコンを見るケース、主にロードレースだと思うが…には向かなさそう。
比較的安価だし良い買い物。おすすめできる。
ほんとはグラベルライドのときはサイコン付けないのがそれっぽい、という気もするがw
【参考】ハンドル上部に取り付けるマウント色々
Oリング固定マウント
Oリングで固定するタイプ。Garmin Edgeシリーズ買うと付属してくる初期装備でもある。どこにでも取り付けられるのだが、Oリング外れるとどこかへ飛んでいく不安があって使ったことはない。BMXレーサーやMTBエンデューロライダーがこれ使ってトップチューブ上に付けてるのはたまに見るが。本来は舗装メインで取り外しを頻繁に行う通勤/通学用じゃないかなと思ってる。
Bar Fly 4 MTB
Bar Fly 4 Mountain Bike | Cyclocrossbarflybike.com
普通のサイコンマウントみたいな形だが、ハンドル手前に取り付けられる。これはチームメイトが使ってるけど普通に良いとのこと。
ケーエッジ K13-530
これはコラムスペーサーにサイコンマウントが生えたタイプ。ステム角度等によっては取りつかない場合があるがルックスはスマート。チームメイトが使ってるけど普通に良いとのこと。外すのが面倒なので複数台運用しにくい。
(ジェネリックもあるよ)
トップキャップマウント
これは持ってる。構造がただの平べったい樹脂の蓋みたいな感じで、スペーサーと噛む段差がない。なのでガチライドでは不安。しかも外すのが面倒なので複数台運用しにくい。しばらくローラーバイクに付けていたが結局実走では使わなかった。
この辺はニッチというか、人によって条件が異なると思うので色々出てる。参考まで。
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